マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2010.05.06
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カテゴリ: 生活雑記
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 5月の温泉行として選んだのが秋田の乳頭温泉だった。田沢湖の奥、岩手県境にあるこの温泉は乳白色で、とても風情があるところと聞いたからだ。だが、申し込みをしたかなり後になって、旅行会社から断わりの連絡が入った。どうも申込者が少なくてツアーが成立しなかったようだ。仕方なく勧められるまま代用に申し込んだのが「ミステリーツアー」だった。

 ツアーの正式名称は「新緑の山形てんこ盛りミステリー」。てんこ盛りの7大ポイントとして挙げられたのが1)新緑の○○川船下り。これは最上川で間違いない。2)昼食の○○と○○○○のうち2文字の方は蕎麦かも。蕎麦は山形の名産で、十割蕎麦が有名。3)山の幸詰め放題2種類は山菜かも。4)海の幸2種類詰め放題は見当がつかない。5)山○○○散策は山形蔵王か。6)○○の試食は不明。7)夕食の○○丼だが、どんぶりで思い浮かぶのは「海鮮丼」くらい。

 バスは高速に乗らず、仙台から山形県天童市に抜ける国道48号線を行った。作並温泉周辺ではちょうど満開の桜のトンネルを抜けた。山形県境を越えた大滝でトイレ休憩。道路を横切って茶店を覗くと滝の音。裏に回ると大滝が見えた。道端に石碑。この旧道は明治に入って直ぐ、山形県令(知事の前身)だった三島通庸が切り開いたと書かれていた。彼は当時僻地だった山形の交通手段を根本から改革した人だ。

 やがて遥か彼方に、真っ白い雪を戴いた朝日連峰が見えた。そして東根市では一面の果樹園。さらに平野部まで来るとなだらかな月山が白く光っている。ここは夏スキーのメッカで、これからが本格的なシーズンになる。その右側の葉山は所々に山肌が見え、春の雰囲気が漂っていた。

 最初のポイントが川下りなのだが、時間調整のために「道の駅とざわ」に寄った。ここには「モモカミの里高麗館」と言う韓国風の建物がある。嫁不足の農村へ嫁いだ韓国女性に敬意を表するために建てたものらしく、彼女らが作ったキムチなど韓国の土産品がたくさん売られていた。

 先ず行ったのが農家直売コーナー。山形では色んな植物を食材にしている。「コゴミ」はゼンマイの仲間で、取って来たばかりのアザミもあった。食べられるとは聞いていたが、まさかこんな泥がついたものまで売ってるとは。ツアー客の人に話すと彼女いわく「山形では垣根まで食べるからね」。米沢藩主の上杉鷹山公が飢饉に備えて垣根として植えさせたのがウコギ。この若芽を摘んで食べたのは有名な話だ。

<続く>





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Last updated  2010.05.06 16:40:06 コメント(10) | コメントを書く
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