潤風満帆☆ごきげん号!!

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January 8, 2014
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カテゴリ: 映画
やしきたかじんさんの訃報に凹み

よもやキャンセルか、
となりかけましたが、
ここで凹んで沈むと1週間くらい
引きずってしまいそうなので
あえて出かけました、映画館へ。

2014年初映画。『永遠の0』

泣ける泣けると評判高い映画。

百田尚樹さん、関西ローカルにも
ちょこちょこ出ておられる元放送作家の
面白くて気さくな方です。

ここから先、ネタバレ含みますので
まだ映画観てない方や
事前に知りたくない方はお読みになりませんように。
そんなにストーリーには触れませんが。

********************





後半泣ける泣けると事前に聞いていましたが、
確かに私の座席の周りでは
結構泣かれてる方おられました。


それにしても、冬場のせいか
途中でトイレに立つ方が多いこと多いこと。
結構後ろの席だった為
いちいち視野に入って気が散りました。
生理現象だから仕方ないのですが。

もったいない^_^;

いえいえ、しかし。
私は最後まで泣きませんでした。
やしきたかじん死去で涙使い果たしたからではありません。

昔から好き好んで、というと語弊がありますが
戦争映画とかドキュメンタリーを
観るほうではあるので、
映画の台詞の中にもあったように
ああいったことは、他にもたくさんあって、
ただ、皆さん話さないだけであって、
例えばドキュメンタリーなんかでも
戦争未亡人の方がご主人の戦友と再婚されたりだとか
そういうことはありましたし、
映画はフィクションではあるけれど、
同じような事実が実際にはいくらもあったと
解釈しても構わないと思います。

旦那さんが戦地から一時帰宅出来て
また戦地に戻るシーンで、
きっと生きて帰ってきてください、という妻に、
現実はあの時代、黙って発つとか、
軽く頷いて発つとか、だったかもしれないけど、
実際もしかしたら、
あのように、
しっかりとした言葉を
きちんと伝え言い残した兵隊さんもいたかもしれません。

死んだとしても、必ず戻ってくる、と。

あの台詞と、
戦機を入れ替わった、の二つで、
あ、これは再婚相手の方が命助かった方なんだなと
ピンと来ました。

戦機には書き置きとも取れるメモが
後輩兵に残され託されてました。

口にする言葉や文字で残す言葉の大切さ。
思っているだけではダメ。
どんなに強く深く思っていても
黙っていては残りも伝わりもしない。

決め台詞なんかではなく
ふと言われた嬉しい言葉を長年覚えていて
それを励みや希望にして生きていけることがあるように、
人を感動させようとか喜ばせようとした言葉よりも
ふいに口をついて出た言葉の力の大きいこと。

岡田准一さん演じる旦那さんも、
あの場で妻にすがられて
とっさながらにも真意のこもった言葉が
最後の贈り物に、
永遠の贈り物になりましたね。

意を決して戦地に臨む、
あの時の本当の気持ちは、
あの時代に生きた人にしかわからない。
本当に特殊な特別な
現代から想像もつかない異次元のような世界での
ギリギリの想いだったと思います。

たった一言、何気ない言葉でも
一生を支えてくれる言葉がきっとあるのです。
それは、どんな時代であっても。

確かに脚本素晴らしかったと思いますが、
なにせ空戦に関してはちんぷんかんぷん。
せっかくCG駆使されていても、
じっくり見せてくれる空戦の細かな意味が把握出来ませんでした。
なので、というか、まあ、もともと予定してましたが、
帰りに書店で原作の文庫本買いました^_^;

CGすごいです。
当時の人は戦地でゼロ戦で
あんな空を見ていたんだと思うと
切なくてかなしくて。

でも、涙は流れませんでした。
後半のいろいろわかってくるところも
泣きませんでした。

でも、エンドロールが流れ
桑田佳祐さん歌唱の『蛍』でウルウルきました。

エンドロール流れる前から
そそくさ帰り支度する人が多くて、
それにもイラッときました。
どんなタイトなスケジュールで映画観にきてるの!?
最後まで、エンドロール終わるまで観ろよ!!
…と思いました。

私はどんな映画でも、エンドロール最後まで見ます。
邦画の場合、丁寧に一応
キャスト以外のお名前にも目を通します。
関係機関やロケ先なども見ます。
こんなにたくさんの方々や機関が携わって出来たんだ、と
しげしげ見ます。
たまに、美術さんや照明さんに、
見覚えある名前見つけたりします。
洋画の場合でも、最後まで雰囲気に浸ります。

映画は最後の最後までが映画だと思うので、
可能なら上映期間終了間際の
空いている時にまた見たいと思いました。
本日レディースデーで、結構混んでました。

若い人に、たくさん観てほしい。

私が初めて戦争映画観たのは
小学校高学年で学校での映画鑑賞でだったと思いますが、
その時から既に思ってました。
戦時中生きた人が1人もいない時代が来た時、
どうなってしまうのだろうかと。
生身の体験を伝える人がいなくなったら、
ただの記録だけになったら、
どうなってしまうのだろうと。

私は両祖父母と親しい会話をしたことがないので
身内から戦争体験をほとんど聞いていません。
母は昭和6年生まれなので、
少しは戦時中の話を聞きましたが、
たいした話ではありません。

なので、つい映画やドキュメンタリーを
見てしまうんですね。
恐怖心は勿論ぬぐえませんが。


とりあえず明日から、
原作『永遠の0』読みますね(*^_^*)


ダラダラ長文iPhoneから失礼しました。
誤字脱字あればお許しを。m(__)m





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最終更新日  January 9, 2014 09:22:32 AM
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