訪米した韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は10日午前(日本時間11日未明)、ホワイトハウスでブッシュ大統領と会談した。
北朝鮮の核問題をめぐって温度差が指摘される米韓関係を再調整し、6者協議が北朝鮮にとって「最善の解決手段」(韓国政府)であることを強調。早期に協議に復帰するよう北朝鮮に促す。
「核保有」を宣言した北朝鮮に対し、米国内で強硬論が高まっていることを受け、盧大統領は改めて外交的解決の重要性を強調。
「北朝鮮を刺激する発言は避けるべきだ」との考えを米国側に伝えたと見られる。
一方、ブッシュ大統領は、「北朝鮮寄り」と指摘されがちな韓国の柔軟策を牽制(けんせい)し、
日米との共同歩調を改めて求めたと見られる。
その上で両首脳は、6者協議を通じた朝鮮半島の非核化実現の意思を再確認した模様だ。
マクレラン米大統領報道官は会談を前に10日、「我々は北朝鮮が遅滞なく前提条件なしで6者協議に復帰するよう呼びかけている」と述べた。
盧大統領は北東アジアの平和と安定に向けて韓国が「調整役」を担うとして「バランサー(均衡者)論」を打ち出している。さらに、北朝鮮の崩壊時に備えた米国との作戦計画策定を一方的に中断したことに対し、米国や韓国野党から「米韓同盟の軽視」だとする指摘が出ている。
こうした点について、盧大統領は「米韓同盟が根幹」だとする韓国の基本姿勢を重ねてブッシュ大統領に説明し、不協和音の解消に努めた模様。
両首脳の会談は昨年11月以来、通算4度目。

> (ワシントン=連合ニュース) ソングギホング金犯県記者 = ノ・ムヒョン(盧武鉉) 大統領とジョージブッシュアメリカ大統領が 10日昼(以下現地時間.韓国時間 11日夜明け) アメリカホワイトハウス大統領執務室である 'オーバルオフィス'(Oval Office) から会った.

韓米同盟に関して盧大統領は、「不協和音が生じているのではないかとの懸念の声もあったが、実際にブッシュ大統領に会って話した結果、同盟関係がさらに強固なものになっていると感じた」とコメントした上で、ブッシュ大統領から「韓米同盟はしっかりしている。
盧大統領が朝鮮半島情勢に関し正直な評価を下してくれたことに感謝する」との返答を受けたと明らかにした。
>「韓国の戦略的価値は終わった」
>「北東アジアのバランサー論は韓米同盟と両立できない概念だ。もし同盟を変えたければいつでも言ってくれ。希望通りしてやる」
>「米国の一部国防省高官と専門家らは韓米同盟が再考の時点に至ったと考えている」とし、「長期的な流れとしては、両国を取り離す方向」
>「ブッシュ政権の中には、盧大統領を真のパートナーと考える傾向は多くない」
米国防省は最近、ローレス米国防部次官補が韓米同盟関係と関連し、「同盟を変えたければいつもで言ってくれ」などと発言したという一部報道に対し、9日、異例の報道官論評を発表した。
論評で、「両国同盟は両国の国益にとって依然として死活的事案であり、米国は韓国防御と地域安保および安定、同盟強化に確固たる意志を持っている」と述べた。
また、ローレス次官補の発言内容に関しては、 「国防高官の間であった秘密会議の内容には触れないのが慣例」 とし、対話内容が流出したことに対し間接的に遺憾の意を表明した。
韓国の与党ウリ党スポークスマンは11日、米韓首脳会談の結果について
「韓米同盟が強固であることと、6カ国協議を通じた(北朝鮮)核問題の平和解決原則を再確認したことを歓迎する」との論評を発表した。
また、盧武鉉政権で対米関係が不安定になっていると批判してきた最大野党ハンナラ党も論評で
「(米韓間の)誤解や摩擦をある程度ぬぐい去る成果をおさめた」 と、一定の評価をした。
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