全6件 (6件中 1-6件目)
1
投資の極意の一つは、自らにプレッシャーを与えない事にある。投資を続けていると、上手くいかないことがあるだろう。その時に多くの投資家は自分の手法を否定し、同じ間違いを繰り返さないように自らにルールを課すように成りがちである。しかし、自らにルールを課して投資行動を制限するのは、自身にプレッシャーを与え、結果として自分自身の内面にトレードに対する抵抗を生む事になる。損切りラインの設定などはその最たるものである。購入時に損切りラインを設定し、そのラインに到達したら売りたくないと思っても売却する。売却する理由がなくても売却する。何故ならそれがルールだからだ。それを守る事を自らが決定したのであるから、躊躇せずに売却するべきである、そういう考えに陥る。徹底した投資行動こそ優れた投資家の条件である。ついそのように考えがちになる。そのように考えると、まるで一貫した投資行動を取る事を目的としたトレードを続けることになる。しかし、一貫した投資行動を取る事はトレードの目的ではない。貴方は機械じゃない。トレードの手法は自分に合った方法とするべきであり、また、自分に合った方法であるからこそ、一貫した投資行動を取ることが出来るのだ。自分に合っていない投資行動を取ることをルールにしても、自身に不要なプレッシャーを与え、自身に抵抗を生み、常に抑圧から解放されたいという気持ちとの戦いで疲労するだけに終わるだろう。自分に合った投資行動であれば、ルール化しなくても良い。これは極めて重要なことなので、強調しておきたい。自分に合った投資行動であれば、ルール化しなくても良いのだ。ルール化しないと従えないような投資行動であれば、その時点でどこか間違っている。※ただし、信用取引などの特殊な取引制限のある手法はこの対象外となる。 それらの取引の手法は常に様々なルールの制限下にあるので、自由な取引が出来ず常に抑圧との戦いとなる。 であるからこそ、信用取引で長期的に資産を増やし続けることが極めて難しいのだ。ということで、長らくご愛読頂きました「バリュー投資に騙されるな」は今回で終わります。気が付けば、投資を始めて今年でもう20年。毎日投資関係に費やした時間を合計すると、2万時間を優に超えている。もはやベテランの域に入ろうとしています。断言しても良いですが、投資歴20年なんて大したことないです。2006年からの中期下落相場を知っているくらい。まぁそう言っても、最近は中期下落相場がないまま10年経ちましたから、投資歴10年未満は短期下落相場しか知らない世界になっちゃいましたね。そう思うと、この20年は実に感慨深い。僕が投資を始めたころはネット証券黎明期、松井やEトレ(現SBI証券)などがやっとネット取引を始めたくらい。新興市場は店頭取引でしたし、マーケットメイクなんてものもありました。同じ銘柄を何度も繰り返し売買するデイトレは制度上不可能でしたし、FXなんてものもありませんでした。簡単には外国企業に投資もできなかった。ネット上に情報などほぼ皆無でした。2ちゃんねるや個別掲示板で情報交換するのが主で、株式関連で個人のホームページは殆どなかった。株式ブログなんてものもなかった。後に有名になった投資家が2ちゃんねるでよく書き込みしていました。cisさんなんかは2ちゃんねるでよく馬鹿にされていました。2003年~2004年位になって、ネット証券の台頭と小型株式の暴騰が重なって、個人投資家がどんどん情報発信し始めた。ファンダメンタル投資家界隈ではバフェット流のバリュー投資家がブームになり、バリュー投資家のバリュー投資絶対主義の主張に一石を投じる目的で、このブログを開設したものです。今からすれば、隔世の感があります。この全世界異次元緊急緩和相場の終わりは、阿鼻叫喚の中期下落相場となる可能性がありますね。投資しているだけで儲かるなら、こんなにラクな世界はありません。そこに生産性の向上はあるのかい?投資家だけがろくに生産性を上げず未熟なまま、経済全体が生産性を上げ続け、株式市場が暴落するとすぐ金融政策で支えられ、株価はずっと右肩上がり、そういう世界が健全だとでも思うかい?実体経済を反映せず、ただ金融資本だけで支えられた株価を、いつまでも支え続けられるのかい?金融資本があふれ返ってバブルが来ると、行き過ぎた格差拡大が社会を不安定化させ、争いが常態化する世界になると思わないかい?そのうち気が向いたらまた再開します。またどこかで会いましょう。MEANINGでした(^^)。※膨大なお蔵入り文章があるので、それらをいくつか消化してから終わりにします。 ここから先は消化試合。時間の無駄なので別に読まなくても良いです。
2021.05.18
コメント(14)
驚くほど他で語られることのない事だが、投資の極意は買値を意識しないことにある。買値を意識して良い事などなにもない。精々含み益と含み損を相殺して支払う税金の調整をする時くらいだ。逆に、買値を意識してトレードする事のデメリットは挙げればきりがない。買値に囚われている投資家に満足の良くトレードができるはずがない。ナンピンを問題視している投資家、損切の大切さを述べている投資家。著名な投資家も多いだろうが、彼らは未熟な投資家の域を出ていない。買値を意識しないように、そのトレードを失敗として手仕舞うことを推奨しているに過ぎない。含み損は損であり、確定しなくても損失を被っている。極めて重要なことだが、現在の損失はリスクではない。未来の損失がリスクなのだ。
2021.05.15
コメント(0)
投資の極意の一つは、中期投資と長期投資との違いを明確にする事にある。中期投資で注目するべきは、変化率である。そして変化率でもっとも着目するべきは、ROEである。ROEは未来指標であり、経営者の通信簿である。状況の変化によって劇的に変化する。この変化が上向きであれば、サプライズも加味して株価が中期的に上昇する。逆にこの変化が下向きであれば、サプライズも加味して株価は中期的に下落する。景気先行株はこのROE変化の割合が大きいので、株価が中期的に暴れることになる。PERやPBRを保護指標として、ROEの変化率を重視して投資する。どの程度PERやPBRを重視するかは、投資手法による。ROEの構成要素に株価が含まれていない以上、PERまたはPBRを加味して投資をするのは中期投資において必須となる。長期投資で注目するべきは、収益力の絶対値である。時価総額に対しての収益力の絶対値であり、変動率ではない。長期保有を前提としているため、将来の利益予想がしやすい企業の方が好ましい。多くの場合、利益成長率は大きく変動しない方が好ましいともいえる。収益力を計るためには、PERではなく経常利益や売上高経常利益率に着目する必要がある。また、キャッシュフローが保護指標となる。過去のキャッシュフロー推移を着目すれば、長期的に収益を上げられるかどうかを判断する材料になる。そのような株を、市場の暴落時に連れ安してPCFRが低いときに買うという戦略が有効となる。ただし、投資期間が長くなれば、ROEの重要度が高くなり、その分だけPCFRの重要度は低下する。超長期的に高ROEとなる企業あれば、長期投資ではいつどのタイミングで買っても問題ない。(※時価総額に対しての有形資産の評価額に着目して長期投資をする手法については、本来の意味での資本主義社会における株式投資の目的から外れていると判断し、敢えて割愛する)中期投資と長期投資との違いを理解すること。これは殊のほか重要である。
2021.05.12
コメント(4)
投資の極意の一つは、受け入れる事にある。どのような考えも、株価を構成する一つの要素である。株価は適正価格であるという事を受け入れ、その株価の構成要素である各投資家の考えを受け入れる。そこから初めて投資を行うかどうかの検討に入る。各々の投資家の考えが自分の考えと大きく違っていたからといって、その考えが間違いという結論を下すことはない。全ての考えが株価の構成要素の一つであり、そして株価のみが適正価格である。主観的な価値は投資家それぞれで違うだろう。貴方が代価に見合うだけの価値を手に入れられるかどうかは、貴方の主観的な判断に拠るのだ。
2021.05.09
コメント(0)
投資の極意の一つは、愚直さである。毎日同じ事を黙々と続ける。理屈云々は後回し。いいから黙ってやれ、ということだ。ファンダメンタル投資家であれば、基本的には決算報告書を分析し続けること。テクニカル投資家であれば、一つでも多くの銘柄の値動きをフォローし続けること。これは是非とも毎日行って習慣にしなければならない。10年毎日続ければ、それはどんな事でも生活の一部になる。いつだって、極意というものは泥臭いものだ。泥臭さを避けているようであれば、どんなに才能があろうと、永遠に極意は得られないだろう。
2021.05.06
コメント(0)
投資の極意の一つは、ゆっくりと利殖をしようと意識する事にある。急いで利殖をしようとしてリスクを取っても仕方がない。資本主義社会では、時間と共にお金は増えるのだ。お金はお金を呼び込み、取り込んで増殖していく。自分の持っているお金も、他人が持っているお金も、同じだ。自分の持っているお金が他人の持っているお金の元に行かないように、確り掴んで離さないようにしなければならない。ゆっくりと。木に水をやって育てる庭師のように、ゆっくりと。それを意識している投資家に、焦りや不安や後悔は襲ってこない。
2021.05.03
コメント(0)
全6件 (6件中 1-6件目)
1