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2003年01月15日
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保健専門家はどのように子どもの栄養状態を評価するのだろうか。種々の兆候や症状を分析し、食生活に関する質問をし、検査をするよう指示するだろう。しかし、大抵は、しごく簡単な体位測定に頼る。子どもの身体測定をし、その数値と標準値を比較するのである。それは、栄養不良の型や程度を見極めるのに役立つ。
 最も重要なのは、体重、身長、腕周りの測定である。体重を年齢標準値と比較することによって、栄養不足の程度が分かる。もし重度の栄養不足なら衰弱して、非常にやせて見える。子どもの体重が標準値より40%以上少ないなら重度、25%から40%は中等度、10%から25%は軽度とみなされる。身長年齢標準値と比べて非常に低い場合は、慢性の栄養不足を示し、子どもの発育は阻害されている。
 たんぱくエネルギー栄養障害(PEM)の最も深刻な形態は、マラスムスとクワシオルコル、そしてその複合型である。マラスムス(消耗症)は、生後6か月から18か月の乳児に発症する。カロリーや栄養素が慢性的に不足するためにゆっくり引き起こされ、授乳が不十分だったり、母乳の代わりに非常に薄いミルクが与えられたりすると病状が進む。体重は大幅に減少し、皮膚が骨につくほど筋肉はやせ細り、成長は遅れる。また、乳児は、「老人顔」になり、機嫌が悪く、よく泣く。
 クワシオルコルというのは、あるアフリカの方言から取られた語で、「退けられた子」を意味する。後から生まれた弟か妹に母親の乳房を奪われることを述べている。この症状は離乳後に現われ、カロリー不足も伴なうが、たんぱく質が甚だしく欠乏するために進行する。浮腫を招き、子どもの手足や腹部が膨れ上がる。顔もむくんで満月のようになることがある。発疹ができ、髪の毛が退色したり変質したりする。この病状の子どもは、肝臓が腫れ、無気力で悲しげである。前に触れたエリクの場合がそうであった。母親は、エリクに生後1か月までしか母乳を与えず、その後は、かなり薄めた牛乳しか与えなかった。エリクは生後3か月で野菜スープと砂糖水を与えられ、近所の人に預けられた。
 PEMの第3の型は、マラスムスとクワシオルコルの両方の特徴を含む。これらの症状はすべて、早く治療をしないと命にかかわる。





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最終更新日  2003年01月16日 13時21分40秒
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