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2003年01月17日
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 栄養不良を予防するために、個人としてはどんなことができるだろうか。

■母親の食事を改善することが極めて重要である。妊娠中や授乳中の女性は、普通より多くのカロリーやたんぱく質を摂取する必要がある。とりわけたんぱく質は、母乳を作るのに使われる。そこで、食物が乏しい場合には、出産年齢の女性や、幼児を優先させる。

■ほとんどの場合、乳児にとって母乳に勝るものはない。母乳には、子どもを感染症から守る免疫抗体が含まれているので、生まれて数日は特にそう言える。生後4か月ぐらいまでは、乳児の正常な発育や発達に必要な栄養すべてが母乳から得られる。

■生後4ヶ月から6ヶ月まで、乳児の食物は以前母乳が中心だが、じきにほかの物も食べられるようになる。つぶした果物や野菜などを少しずつ与える。新しい食べ物は、一度にひと品ずつ与える。二、三日して、その食べ物に慣れたなら、別の物を与える。もちろん、赤ちゃんが新しい食物をよく食べるようになるまでに、辛抱強さ、また何度も試してみる必要がある。離乳食を作る際、忘れてはならないのはすべてが清潔でなければならないこと。それには食物や器具をよく洗うことである。

■生後5か月から9か月になると、乳児は普通、母乳やミルクに含まれる以上のカロリーやたんぱく質を必要とする。ほかの新しい食物を次々に、また根気強く与えるようにする。最初は、穀類や野菜の離乳食を、それから肉類や乳製品を与えてゆけるだろう。離乳食は、最初は裏ごしするが、6か月ごろからは細かく刻んで与えることができる。塩や砂糖を加えることは、必要でなく、勧められてもいない。

■8か月を過ぎると、母乳は主ではなく、むしろ補助食になる。赤ちゃんは、家族が食べている物を食べるようになる。食物は可能な限り清潔にし、食べやすいようにできるだけ細かく刻む。理想的な食生活には、果物、野菜、穀類、豆類、肉類、乳製品などが含まれる。子どもは、特にビタミンAを多く含んだ食品が必要である。その幾つかを挙げると、母乳、濃緑食葉野菜、みかんやにんじんやパパイヤなどオレンジ色あるいは黄色の野菜や果物がある。3歳未満の子どもは、1日に5回ないし6回食事をする必要がある。

■できるだけ多くの種類の食品を組み合わせて食べさせることによって、子どもを守る様々な栄養素が得られる。母親は、子どもに栄養価のある食物を与えることを心がけ、満腹なのに無理に食べさせるとか、欲しがるのに与えないといったことはしない。

以上の提案と共に、小児専門の栄養士ジョージナ・トゥサンは、子どもを生後7日目、1か月目、そしてその後は毎月、小児科医か診療所に連れて行き、診てもらうようにと勧めている。子どもが脱水症やひどい下痢、高熱などの症状を示した場合も、医療専門家の助けを求めるべきである。
 これらの提案は、子どもの食生活を改善するのに役立つとはいえ、栄養不良は、人間の努力だけでは解決できない大きな問題であることも認めなければならない。「すべての人に対する十分な食糧供給と栄養教育という、極めて重大な問題が残っている」と、ブリタニカ百科事典(英語)も述べている。





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最終更新日  2003年01月17日 22時14分52秒
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