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2003年06月06日
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立ち去る―簡単なことではない
 子どもの世話をするには、時間、お金、自分の自由など、非常にたくさんの犠牲が伴う。「若い未婚の父親たち」(英語)という本によると、「若い男性の中には、失うものが多いので、『自分以外の者の面倒を見る』ことに関心のない人がいる」とのことである。しかし、自分の身勝手に対して大きな代償を払っている人たちもいる。一つには、多くの国の裁判官や法律制定者が、子どもを扶養しない男性をますます批判的に見るようになっているからである。父親であることがひとたび法的に確認されると、若い父親はその後多年にわたって支払いを求められるかもしれない。それは当然のこと。その責任を果たすため、学校をやめるか、または低賃金の仕事に就かざるを得なくなる若者は少なくない。「学齢期の妊娠と親という立場」(英語)という本には、「親になる年齢が若いほど、父親が受ける学校教育は少なくなる」とある。養育費が支払えなければ、負債は増えて大きなものになるおそれがある。

 もちろん、すべての若者が自分の子どもに冷淡なわけではなく、良い決意を抱いて働き始める人も少なくない。ある調査によると、十代の父親の75%は子どもを見るために、病院を訪れた。それでも、若い父親たちはやがて、子どもの世話をする責任に耐えられなくなる。

 多くの若者は、適当な仕事を見つけようにも自分には何の技術も経験もないことを思い知らされる。経済的に援助できないことをきまり悪く思い、そのうちに責任を放棄してしまう。それでもやはり、その先何年も、後悔に付きまとわれて苦しむことになるかもしれない。ある若い父親はそのことを認めてこう言っている。「息子はどうしているのだろう、と思う時があります。……[あの子を]を捨てたことは気になりますが、今はもうどこにいるかも分かりません。もしかしたらいつか、息子がわたしを探し出してくれるかもしれません」。
2003/06/06 22:33:22

逃げ出す父親―本当に逃げられるだろうか
 「『あなたの赤ちゃんがおなかにいるの』と言われた時はショックでした。だれが子どもの世話をするんだろう。家族を養うことなど自分にはまだできない。逃げ出したくなってしまいました」。―J。

 アラン・グッドマヒャー研究所の報告によれば、「毎年、100万人近い十代の少女が……妊娠する」ということである。しかも「十代の出産の78%は未婚者によるもの」である。

 昔の男性は、子どもが生まれたら、その子に対する責任を果たす義務があると考えたものだった。しかし、「十代の父親たち」(英語)という本には、「未婚の妊娠は、[かつて]のように恥ずかしいことでも、不面目なことでもなくなった」と述べられている。子どもをつくることが、若い人たちの間でステータス・シンボルのようにみなされている地域社会さえあるかもしれない。それでも、長期にわたってその子の面倒を見る男性はほとんどいない。最後には立ち去る―あるいは逃げ去る―男性が少なくないのである。


2003/06/06 19:12:53

『雄々しくある』
 では、若い男性は自分が真の男であることをどのように証明できるのか。もちろんそれは、未婚の父親になることによってではない。聖書は、「目ざめていなさい。信仰のうちにしっかりと立ちなさい。雄々しくあり、力強い者となりなさい。すべての事を愛をもって行ないなさい」と説き勧めている。―1 Corinthians 16:13、14.

 『雄々しくある』ことには、目ざめていること、しっかりとした信仰、勇気、そして愛することなどが関係している。もちろん、これらの原則は男女を問わず同じように当てはまる。しかし、こうした霊的特質を培うなら、人々は当然あなたを真の男として尊敬し、称賛するだろう。これまでに生存した最も偉大な人、イエス・キリストから教訓を学ぶことができる。拷問や死を前にしたときでさえ、男らしく勇気ある態度を示されたことを考えてみていただきたい。ところで、そのイエスは異性にどのように接したのだろうか。

 確かに、イエスには女性たちとの交友の機会もあった。女性の追随者も多くいて、一部の女性は「自分の持ち物をもって[イエスとその使徒たち]に奉仕をしていた」。イエスは特にラザロの二人の姉妹と親しくしておられた。事実、聖書には、「イエスはマルタとその姉妹……を愛しておられた」とある。(John 11:5.)イエスは完全な人であったから、機知、魅力、人を引き付ける容姿を備えておられたに違いないが、女性たちを不品行に誘うためにそれらを利用するようなことをされただろうか。その反対で、聖書はイエスについて、「罪を犯さ(なかった)」と述べている。罪人として広く知られていた、恐らく売春婦であった女性が「泣いて、自分の涙で彼の足をぬらし始め、自分の髪の毛でそれをふき取った」時でさえ、イエスは不当な振る舞いをされなかった。(Luke 7:37、38.)イエスはこの女性の弱さに付け込むことなど 考えも されなかったのである。自分の感情を制御する能力、真の男としての印を行動で示された。女性を性の対象としてではなく、愛と敬意を示すべき一個人として扱われたのである。

 もしあなたが若いクリスチャンの男性であるなら、あなたの幾人かの仲間の手本ではなく、キリストの手本に従うようにすれば、だれかの『権利を害し、侵す』ようなことをしないですむ。また、未婚の父親になるという悲劇を経験しないように守られる。淫行を避けると、ほかの人は確かにあなたをからかうかもしれない。しかし結局は神の好意を得、仲間の一時的な好意を得るよりもずっと大きな益にあずかることになるだろう。―Proverbs 27:11.

 しかし、もし若者が過去に不道徳な生活を送っていたものの今では不道徳な道から離れ、真に悔い改めている場合はどうか。もしそうであれば、性的不品行に陥ったのち悔い改めたダビデ王の場合のように、神が許してくださることを確信することができる。(2 Samuel 11:2‐5; 12:13.Psalms 51:1、2.)しかし、もし未婚の女性が妊娠した場合、若い男性にはやはり真剣に考えて決定しなければならない幾つかの事柄があるだろう。その少女と結婚するべきだろうか。子どもに対して何か責任があるだろうか。
2003/06/06 13:23:26





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最終更新日  2003年06月06日 22時33分22秒
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