「真珠の耳飾りの少女」に東京都美術館で 会ってから
、お向かいの東京国立博物館へ。
9月9日まで、日中国交正常化40周年 東京国立博物館140周年 生誕100年記念 特別展「青山杉雨の眼と書」を開催してる。
青山杉雨(あおやま さんう)は昭和から平成にかけて書壇に一時代を画した書家やそうや。
展示は大きく3つに分かれてる。
最初は、「青山杉雨の眼~中国書跡・中国絵画~」で、杉雨の中国書画コレクション。
ここが一番おもしろかった。
王鐸筆「行書五言律詩軸」、 高鳳翰筆「草書五言絶句軸」、金農筆「楷書九老図記軸」、 伊秉綬筆「隷書七言聯 」 、陳鴻寿筆「隷書八言聯 」、呉昌碩筆「与沈汝瑾信片冊 」「臨石鼓文軸 」、銭慧安筆「猫魚図軸 」など。
個性的な書が魅力的。
次が、「青山杉雨の書」。
これはあまり好みやなかった。「殷文鳥獣戯画」 や「黒白相変 」など、おもしろい試みやとは思うけど。
「一作一面貌(いっさくいちめんぼう)」と評される多様な表現が特徴なんやそうや。
若い時分には呉昌碩に影響を受け、63歳のときには台北の故宮博物院で董其昌の書に衝撃を受け、書法を改革したりしてはる。
亡くなる数か月に病室で弟子や息子さんに体を支えてもらいながら書いたという「書鬼」は迫力があった。
最後は、「青山杉雨の素顔」。
ご家族の協力で、実際の家具などを借りてきて、杉雨の書斎と稽古場を再現してある。
ドアから入り、絨毯を踏んで部屋に入るようになってる。
硯や水滴などもいろいろあった。
参考資料として、展示されてた杉雨の書が一番気に入った。
一つは、小学館から発行された日本大百科全書の26巻分の題簽として、それぞれ書体を変えて「日本大百科全書」と書かれてる。
それと、「今関脩竹宛弔辞」。
素顔の字は、とても魅力的やった。
制作風景を記録した映像も上映されてた。ご自分のことを「字書き」を言うてはった。
「字書き」とはぴったりの表現やなあ。
青山杉雨の眼と書
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