木造の病院で、淋しい思いしていたんだね。
小さい子が入院なんて、ほんとに辛いだろうに。

注射の褒美に 折り紙を貰ったんだ。
それも、金、銀が入ってるのって 高かったし、
嬉しかったよね。 (2007/10/21 02:19:55 PM)

星の髪飾り

星の髪飾り

2007/10/18
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 日本に高度経済成長の兆しが見えはじめると、人々の暮らしにも変化が現れ、テレビ、冷蔵庫、洗濯機は多くの家庭に入り込んだ。
元気になろうとしている日本の気流に、茂夫の会社もなんとか乗った。

 その日も、真沙は多希子の入院先の病院へ向かった。                    多希子の病名は急性腎不全だった。
お遊戯会も出られないまま、即行入院になった多希子は、安静と言われ、天井の木目模様を見ながら過ごしていた。 

 真沙は持ってきた折り紙と塗り絵をバックから出した。
「これは、お父さんからだに」 

 すでに折られた鶴は、様々な形で多希子の寝床で戯れていた。 

 真沙は、トンネルのようになった蒲団の脇にある一枚の絵を手にとった。 
「これはタッコの傑作だに。 看護婦さんが壁に貼ってくれるんな」
「タッコ? ここにいるのはお父さんと・・・」
「チンドン屋を追いかけて迷子になった時に、タッコを家に連れてきてくれた魚屋のおじさんな。 長い前掛けをしとるら? 」
「ああ! あの時の・・・」
「お父さんが、ありがとうのお辞儀をしとるんな」
 クレヨンで丁寧に塗られた絵には、父親の後ろで泣きべそをかいている少女が、小さく描かれていた。 

「そろそろ蒲団に入らんと、注射の時間。 ペニシリンは針が長くて痛いし、お尻にするで、タッコは恥ずかしいんな。 ブドウ糖はお父さんの親指より太いに」   
注射の名前を覚えた多希子の頬を撫でながら、真沙は多希子の着替えを袋に詰めた。       



 日没が早い冬の病室で、注射を終えて眠った多希子を確認した真沙は、静かに部屋を出て行った。
多希子は足音が消えた頃、そっと目を開け左右に寝返りを打った。                 












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最終更新日  2007/10/18 08:48:58 PM
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天井の木目模様  
昔はこれがあって、眠れないときは目にみえたりして怖かったですよね?!

折り紙も金色銀色は特別な宝物でした~



(2007/10/18 02:16:29 PM)

こんにちは。  
4本足のテレビが懐かしい♪ (2007/10/18 03:57:07 PM)

Re:天井の木目模様(10/18)  
恵 香乙  さん
おきらく亀子さん
>昔はこれがあって、眠れないときは目にみえたりして怖かったですよね?!

>折り紙も金色銀色は特別な宝物でした~
-----
木目もようは、いろんな形に見えましたね。
今の天井はすっきりしちゃってますが~ (2007/10/19 10:02:50 AM)

Re:こんにちは。(10/18)  
恵 香乙  さん
魔法の木マスターさん
>4本足のテレビが懐かしい♪
-----
そうですね。 ブラウン管も青っぽくて、、懐かしいです(^^) (2007/10/19 10:03:39 AM)

Re:「永遠に」 7(10/18)  
fellow  さん
天井の木目模様・・・・
節が、人の目に見えて怖かった。
(2007/10/19 03:35:37 PM)

Re[1]:「永遠に」 7(10/18)  
恵 香乙  さん
fellowさん
>天井の木目模様・・・・
>節が、人の目に見えて怖かった。
-----
確かに・・・最後にお化けに見えて目を伏せるんだよね。 (2007/10/19 04:16:39 PM)

Re:「永遠に」 7(10/18)  

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