2016/07/12
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「普通」に暮らせることのありがたみを痛感する。
今年は還暦だったこともあり、同級会や昔の仲間と会うと、
大病で亡くなった同窓生や後輩の事を知る。
話題は孫と親の二重介護、年金、病気、墓に至るまで様々。
ブランドファッションや子供の自慢、海外旅行、自身の習い事、仕事の
充実、夫婦間のイロハ。 そんな話題に花が咲いたのは遠い昔。
価値観や経済感覚の違い、あるいは縁の悪戯か・・・一人二人と
仲間は散った。
生きてきた６０年にはそれぞれのドラマがあり、今がある。
ライフスタイルも違う仲間。 私達は「集えること」に感謝できる
その一点で、来年の再会につながる気がする。
そこそこ健康で、少しの苦労と少しの幸せが同居する今、
「普通」とはなんと贅沢なことだろうと、思う。
災害、混乱、不安定、更に痛ましい事件事故が溢れては遠のく。
後半は比較的自由人だった。
介護する親も孫もいないが、微量でも誰かの役にたてる何か、
例えば心伝える「笑顔」とか。 誰かの喜ぶ顔をいろんな場面で
見て生きたい。
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