「Blood/Candy」というこの一枚、何というか…こういう音を鳴らしてくれる彼らを待ってた、と上から目線で言って良いでしょうか。 彼らの作品だと「Frosting on the Beater」が好きなのですが、このころの匂いがするなあ、と言うか。ポップなんだけれど、このキューッとくる切なさが練り込まれたメロディが、たまらなく懐かしいのです。一生懸命いろんな音を探して聴いてたころがよみがえってくるような気がするのです。 どことなく古臭さを感じさせるオビの仕様も、狙っているんじゃないかと思わせますね。好きです。ちょっとグロテスクなジャケもいい。ジャケ大賞にはならないけど。