名作落語大全集

名作落語大全集

2026.08.21
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カテゴリ: 落語

【粗筋】

 播磨の国に父親と子供2人が暮らしている家があった。子供は10歳の兄と8歳の妹。父は細工が上手い職人で、京都から5年の年季で招かれる。これが一家を支えているので、父親は村の長に子供を預けて仕送りをする。5年別れることになり、兄は硯、妹は鏡を土産に頼む。

 父親は京に上り、初めての大晦日、夜中に尺八を聞く。その音に乗って子供が自分を呼ぶ声が聞こえたような気がする。翌年、同じように子供の声が聞こえるが、「苦しいよう」と言っている、その翌年には「早く帰って来て」、4年目には「硯も鏡もいらない」という声。

 年季があけて村に帰ると、京へ出た2年目に二人とも風邪をこじらせて亡くなり、裏庭に埋めたと言われる。

 その年の大晦日、村に虚無僧が現れて尺八を吹く。招き入れて話を聞くと、4年前にここで2本の竹をもらって尺八を作り、大晦日には毎年京都で吹いていたという。

 頼んでその竹の生えていた藪で尺八を吹いてもらうと、「掘って掘って」の声が聞こえる。掘ると子供の遺体が出て来た。病気の妹を医者へ連れて行こうとして、崖から落ちで亡くなったのだと分かる。そこで除夜の鐘がゴーン。

「ああ、除夜の鐘もしゃくとはち(尺と八、百と八)」

【成立】

 播磨の民話を三遊亭円窓が一席に仕立てた。









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Last updated  2026.08.21 05:07:39
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Comments

落語愛好者@ Re:落語「は」の88:浜野矩随(はまのまさのり)(02/08) 読みが違っておりますよ。 浜野矩随は「は…
ヌ−ベルハンバ―グ@ Re:落語「ね」の14:猫忠(ねこただ)(09/24) 初めてコメントさせ頂きます。 六代目・三…
名無し@ Re:落語「と」の86:とろろん(05/12) 「デロレン左衛門」は「デロデン祭文」では…
モルモタマ@ Re:65:油屋猫(あぶらやねこ)(10/21) これは小咄で、桂米朝が小咄ばかりを演じ…
背番号のないエース0829 @ 日比谷公園 「日比谷焼き討ち事件」に、上記の内容に…

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