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2018.05.07

エリゼッチ･カルドーゾ/ジョアン=カエターノ劇場のエリゼッチ･カルドーゾ

テーマ：サンバ　〜ブラジル音楽〜(21)

カテゴリ：ラテン

　エリゼッチ･モレイラ･カルドーゾ（Bp：Elizeth Moreira Cardoso, 1920年7月16日 - 1990年5月7日）は、ブラジル･リオデジャネイロ出身の歌手。 “歌の貴婦人”、“サンバ･カンサゥンの女王”、“ブラジル音楽の至宝、“DIVAの中のDIVA”（ディーヴァ、神）、あるいは“A DIVINA”（ヂヴィーナ、女神）など数多の称号･形容詞がある。また、ブラジル音楽でも史上最高･最高峰で不世出の歌手、さらには彼女なくしてブラジル音楽は語れないとまで評される。
　 https://ja.wikipedia.org/wiki/エリゼッチ・カルドーゾ

エリゼッチ･カルドーゾ/ジョアン=カエターノ劇場のエリゼッチ･カルドーゾ
　 https://www.amazon.co.jp/dp/B000UVA6PI
　大歌手エリゼッチ･カルドーゾが68年に残した｢ジョアン･力エターノ劇場｣でのライウ･レコーディングは､彼女の代表作としてはもとより､ブラジル音楽史上に残る名盤として記憶されるアルバムだ｡LPで3枚､計32由に汲ぶこの歴史的音源は､日本のオーマガトキから2枚組CDとして発売されていたが､ブラジル本国ではなぜか全10曲収録の編集アルバムとして発売されている｡バックの演奏は言うまでもなくエリゼッチを発掘したとぃゎれるジャコー･ド･バンドリンのバンド､エポカ･ヂ･オウロ､そしてジャズ･バンドの老舗ジンボ･トリオ｡とりわけ､エポカ･ヂ･オウロのほうは､その演奏だけでも強烈｡これだけの定評のある作品なので､いちいち内容について語るのは止めておくが､しかしなんで全曲CD化しないんでしょうかね｡ブラジルが後世に残すべき遺産とは､こういうのを言うと思うんですけどね｡(小樋山仁)

[Disc 1]

　オープニング(エリゼッチ･ヒット･メドレー)Cancao de amor～Nossos Momentos～Apelo～Conso～acao(ジンボ･トリオ)

　空虚な街

　最期の春

　ジンガムシッキ

　ふたりの想い出

　華麗そのもの(以上エリゼッチ･カルドーゾ､ジンボ･トリオ)

　私達と海(引用曲:イパネマの娘)(ジンボ･トリオ)

　素晴らしい世界

　白い路(以上エリゼッチ･カルドーゾ､ジンボ･トリオ)

　さよならのセレナーデ(エリゼッチ･カルドーゾ(a capella))

　同情(エリゼッチ･カルドーゾ､ジンボ･トリオ)