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2018.11.14

フンメル/ピアノとヴァイオリンのための協奏曲Op.17､ヴァイオリン協奏曲

テーマ：協奏曲(122)

カテゴリ：協奏曲

　ヨハン・ネポムク・フンメル(Johan Nepomuk Hummel, 1778年11月14日 - 1837年10月17日)はハンガリー（現在はスロヴァキア）出身のオーストリア系作曲家、ピアニスト。
　 https://ja.wikipedia.org/wiki/ヨハン・ネポムク・フンメル

フンメル/ピアノとヴァイオリンのための協奏曲Op.17､ヴァイオリン協奏曲
　 https://www.amazon.co.jp/dp/B003QC6GLQ
　 http://ml.naxos.jp/album/8.557595
　モーツァルトを思わせる作風で、もっと多くの人に聴いてもらいたいフンメルの作品。メンデルスゾーン他わずかな例しかないピアノとヴァイオリンの二重協奏曲では、来日公演で注目されたオセティンスカヤが好演しています。ヨハン・ネポムーク・フンメルは、ヨーロッパ一のピアニスト作曲家との声望を得ていました。ハイドンやモーツァルトの時代とドイツ・ロマン派の作曲家によるヴァイオリン名作を生み出した時代に挟まれた興味深い「中間時代」に活躍したフンメルが書いた唯一のヴァイオリン協奏曲は、両端楽章での名人技巧を駆使したソロ・パートと、オペラの中でしか聞けないようなリリシズムに満ちた、美しく優美なアダージョが有名です。このＣＤでは、グレゴリー・ローズによる復元完成版を聴くことができます。作品17のピアノとヴァイオリンのための協奏曲は、二つのソロ楽器による愉しげな掛け合いが印象に残ります。このCDでは、プレミオ・パガニーニ・コンクールとチャイコフスキー・コンクールの覇者アレクサンデル・トロスティアンスキーと、2002年にロシア文化に対する多大な貢献を表彰する勝利賞を授与されている、神童ポリーナ・オセティンスカヤの二人が演奏しています。（タワーレコード）
　両雄並び立たずということなのか、ピアノとヴァイオリンという2つの花形楽器を、同時に独奏者とする二重協奏曲は、興味深そうなジャンルに見えながら、歴史上例が大変に少ないものとなっています。そのニッチ分野に、フンメルが傑作を遺してくれたのは僥倖と申せましょう。ソリストの名人芸は(彼の独奏用協奏曲)と比べるとやや控え目なものとなっていますが、両楽器の醸し出す親密な雰囲気は、それを補って余りある音楽的感興をもたらしてくれます。一方、ヴァイオリン協奏曲(未完曲の補作)は、ピアニスト本職の作曲家の作としてはおどろくべきことに、そのピアノ協奏曲に張り合うかのごとく、名人芸的効果に満ち満ちています。（ＣＤ帯紹介文）
　ヨハン・ネポムーク・フンメルは、ヨーロッパ一のピアニスト作曲家との声望を得ていました。ハイドンやモーツァルトの時代とドイツ・ロマン派の作曲家によるヴァイオリン名作を生み出した時代に挟まれた興味深い「中間時代」に活躍したフンメルが書いた唯一のヴァイオリン協奏曲は、両端楽章での名人技巧を駆使したソロ・パートと、オペラの中でしか聞けないようなリリシズムに満ちた、美しく優美なアダージョが有名です。このＣＤでは、グレゴリー・ローズによる復元完成版を聴くことができます。作品17のピアノとヴァイオリンのための協奏曲は、二つのソロ楽器による愉しげな掛け合いが印象に残ります。このCDでは、プレミオ・パガニーニ・コンクールとチャイコフスキー・コンクールの覇者アレクサンデル・トロスティアンスキーと、2002年にロシア文化に対する多大な貢献を表彰する勝利賞を授与されている、神童ポリーナ・オセティンスカヤの二人が演奏しています。（HMV）
　ピアノとヴァイオリンのための協奏曲ト長調Op.17
　　アレクサンドル・トロスティアンスキ(ヴァイオリン)
　　ポリーナ・オセチンスカヤ(ピアノ)
　　グレゴリー・ローズ指揮/ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
　ヴァイオリン協奏曲（グレゴリー・ローズ補筆・完成：本ヴァージョン世界初録音）
　　アレクサンドル・トロスティアンスキ(ヴァイオリン)
　　グレゴリー・ローズ指揮/ロシア・フィルハーモニー管弦楽団