MIAWわーるど

最後の日、日曜日。 

結局、11時にホテルをチェックアウトしてから空港までタクシーで行き

空港の荷物預かりにスーツケースを預けました。

それからフランクフルトの街に行きました。 

日曜日はほとんどのお店はお休み。

雨がときどきポツポツ降りましたが

傘を差すほどではなかったです。

市街地の中心部の歩行者天国のようなところだけ

賑わっていました。

古いほうのオペラハウス前で何やら特設舞台ができて

親父バンドをやっていたり...。

お昼ご飯を食べようとゲーテハウス近くでにぎわっていたカフェに入りました。

ゲーテハウス。

このカフェはお客さんがいっぱい。

 「朝食」という名で出ていたメニューですが

日曜日は午後も「朝食」をやっているとのこと。

ライ麦の酸っぱいパン、羊乳のクアルク、プチサラダ。

私はクアルクが好きだったのですが

日本では見かけません。

以前、雪印の方とお会いしたときに

なぜ、クアルクは無いのですか？と聞いたところ

昔、一度発売したことがあったのだけど

日本ではなじみがなくて...とのこと。

ヨーグルトがもうちょっと固くなったような

チーズほど脂分がない

酸味のあるものです。

パンに塗ったり、ふかしたてのジャガイモにつけて食べたりします。

隣の席に髪の毛の全くない中年の男性2人が座りました。

その2人はとても仲が良く、スマホで一緒に写真を撮ってたり...。

思わず、微笑んでしまったら、話かけてきました。

腕の「気」という字（旧字体）のTatooを見せて

この字はどんな意味があるの？と聞いてきました。

私は薬膳の勉強をしているということもあり、

正しく「気」の意味を説明してあげて

新字体も書いてあげました。

「あなたたちは友達なの？」と聞きました。

友達という言葉には「恋人」という意味もあります。

2人はｹﾀｹﾀ笑い「自分たちは双子なんだよ～。」と。

似てはいるけど瓜2つと言うほど似てはいません。

ご家族の写真を見せてくれたり

あれこれとお話をしました。

そしてスマホで私と一緒に写真を撮り、私のカメラでも撮ってもらったのですが

おじさん、どこを押したのか、その画像が残ってなくて...

非常に残念でした。

あとで、ブログに載せよう！とその時思っていたのに。

昨日の土曜日の電話や電車のトラブルや

ドイツ語の先生との、のらりくらりしたやりとりで

もう、ドイツはいいわ、ドイツは今回が最後かも～～！と

真剣に思っていたのですが

昨日のイタリアン＆インド料理の店の方や通行人の方の

情けに触れたことや

この双子の兄弟との出会いと楽しい会話でそんな思いも消えて

また絶対来るわ！という気分になりました。

*****

最後は17時15分、チェックインカウンターを5分早く開けてくれて

チェックインし、荷物を預け、出国審査のあとはラウンジで長ーく過ごしました。

でも、そのほうが安心できます。

ギリギリに動くのは危険。

この日、空港のテレビのCNNニュースで東京オリンピック開催決定を

報じていました。

今から7年後、7歳年をとっているわけですが

何かボランティアできるかもしれない...とふと思いました