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2019.10.08
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テーマ: 脳腫瘍(203)
カテゴリ: 小脳腫瘍
ICUは辛いと、色々な人の体験ブログを読んで覚悟していた。

手術前の先生の説明でも、手術で腫瘍を取って水が抜けたら、いきなりあったものが無くなるから脳が勘違いして、術後に頭痛や吐き気がしばらく続く。とも言われていたから覚悟していた。


手術後ICUに運ばれる時も、手術ベッドからICUベッドに移る時も、ちょっとの振動で頭が揺れるものだから気持ち悪くて仕方なかった。また、枕が硬いのなんの!

頭切ったところが痛くて怖くて、でも動かしても気持ち悪くて、右も左も向けなくて、結局そのまま仰向けに横になっていた。痛いと言っても切った為の切り傷のような痛さではなくて、頭にたんこぶができた時のような痛さだった。

ICUに来た時には、心電図、指先に何かを図る線、酸素マスク、尿管が付いていた。またエコノミー症候群予防だと手術前にメディキュットみたいなキツめの長い靴下を穿かされたが、その上から更にマッサージ機のようなものが付いて一定のリズムで膨らんだり萎んだりしていた。

点滴も新たにつけ変わっていたり、左手首の大動脈の場所にも一箇所付いていた。


何よりも辛かったのが尿の管だった。トイレに行かなくても、管を通って勝手に排尿されるのだが、ずーーーーーっとトイレに行きたい。という違和感があって、それが不快で不快でたまらなかった。何回も看護師さんにトイレに行きたい。膀胱に尿が溜まっている気がすると訴えていた。


その違和感で寝れるわけもなく、また、喉が渇いて渇いて。水を飲みたいと言うが、水はその日は飲ませられないと看護師に言われた。

氷なら舐められるが、まだ許可が出てないから氷も舐められない。と言われ、しばらく我慢して、ようやく氷を舐める許可がおりた。




寝れもせず、酸素マスクはすぐ外れて鬱陶しいくせに意味がないし、何度も自分で付け直していた。ずっと気持ち悪かったが、「ICUが一番辛い。今日一晩乗り越えれば、解放される。看護師さんも、尿の管は早ければ手術の次の日には取れると言っていた。」と信じて、一生懸命耐え、ただ時間が過ぎるのを待った。


ICUでの一晩は本当に本当に長くて、時計を見て「今2時か…」と思うが、次に時計を見ると3分しか経っていなかった。それを繰り返した。


ひたすらに時間が過ぎるのを耐え、6時ごろ、看護師に「寝れましたか?」と聞かれ「全く」と私は答えた。


何かを目標にしたくて、

「いつ一般病棟に戻れますか?」

と聞くと、

「CTの検査をして、その後先生の許可が出たら一般病棟に移る。11時くらいになるかな。」

11時(泣)長過ぎる(泣)


ひたすら耐えた。
CT検査の前に、大きい機械を持ってレントゲンを撮りに来た。

その後、CTに呼ばれたらしく、ベッドのままCTを撮影する場所まで移動することに。その前に、酸素マスクが取れた。



CTのベッドに移る時も気持ち悪くて気持ち悪くて。

CTの撮影が終わったらまたICUに戻る。またベッドが揺れて気持ち悪くて気持ち悪くて。

ICUに戻ってきたら、大動脈についてた点滴のチューブも取れた。また指の先に付いていた線も取れた。

先生の許可がおりたら、一般病棟に移りますね。と言われたが待てども待てども連絡がこない。


隣の部屋の患者さんの方がCT検査とかも私より遅かったのに、私より先に先生(別の先生)から許可がおりたらしく、看護師さん達が



「電話したんですけど出なくて…」

と言う会話が聞こえてきて

(おい〇〇、ふざけんなよマジで)

と私はこの時だけ心底主治医を憎らしく思った。


「俺がもう一回電話するわ」

と別の看護師さんが主治医に電話をかけてくれ、そこでようやく繋がり許可がおりた。



(ついに一般病棟に戻れる時がやってきた。私はICUを耐え抜いたんだ!これで辛いのが少しは楽になる!)

と、この時私は思っていた。





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最終更新日  2019.10.19 23:58:44
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