ミモザ日和

2008.06.04
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カテゴリ: シュタイナー教育



幸せな子ども

これまで読んできた松井るり子さんのどの本よりも、読みやすく、心にすーっと入っていきました。
「子どもはかわいい。かわいがりすぎるということはない。」ということを優しく教えてくれます。
松井さんの本は優しさの中にもここは!というところはきっぱりと示していて、気持ちもピリッとしてきます。

最近私自身も感じていて心に響いた言葉をメモしておきます。

・かわいがりは怖くない。大事な人(母親)に優しくされても子どもはつけあがらない。

・「叱ること」は「怒りをぶつけること」になってしまってはいけない。

・体罰を受けるたびに子どもは「私は駄目だからこうされるんだ、私は駄目だ、駄目だ」という声を聞くでしょう。
 その声を、明日から自分が頑張って生きて行く力に変えるには、相当なエネルギーと想像力と、恨みを抑える力が必要です。

・育児雑誌の相談で子どもに対する暴力が広がっていることを母親自身が告白し、相談したことに対して・・・
 回答者はそのお母さんを受け入れ、慰めるだけで終わってしまっている。
 雑誌のトーンが辛気臭くなるためだが、明日からのことも回答すべき。

・シュタイナー学校では、先生は子どもたちに「○○してね。」と声の調子を全く変えずにかむしろだんだん小さな声で同じ注意を5回繰り返す。
 その子はやっと「ほんとうに」聞える。 
 そして先生は嫌味でなく「ありがとう」と言う。

・大人がリラックスしてテレビを楽しむことができるのは、「集中力の分散」ができるから。
 子どもは目の筋肉に不自然な緊張を強いられて、全身こわばったようになる。
 目は過労で、頭と心はもっと過酷な試練にさらされている。
 というのは、本来その子が体験できる以上の喜怒哀楽に、心をかき乱されるからです。

・「○○(特に兄弟)と自分とどっちが好き?」の質問に・・・
 「右目と左目どっちが好き?」と同じ(これをそのまま使うのは良くないが、の前置きで)
 “順位付けできないこともある”ということを伝えていい。



上の育児雑誌の話を読んだ後すぐ、某掲示板で同じ相談がされているのをたまたま目にしました。
「言って聞かなかったら手を出してもいい」
「叩くことは悪いだと思っていない」
との意見が続いていました。
このような掲示板も怖いなーと思いました。
締め切りギリギリ(私のコメント後すぐに締め切ってました)でしたが、普段掲示板に書き込んだことのない私もドキドキしながら書いてしまいました。

「子どもにとっては、どんなことをされても親は絶対の存在。だからこそ強い責任があると思います。」
もちろん前置きとして「子育てをしていてイライラすることはたくさんありますよ。」と書いてから。

シュタイナーの先生から教わったこと も大きいです。
「後ろから抱きかかえて話をする」
泣き叫んでいるときはしばらくそっとしておきますが、少し冷めてくるとこれ、本当にききます!

最近ではヨウは怒って泣いたりすると、自分から「ママ、ひざ抱っこしてー。」と来て、安心して泣き止んでいます。
落ち着いたら必ずわかってくれるんだなぁ。。とつくづく実感。


上5つめのことも、先生に教えていただいた「叱るときは小声」に通じるものがあると思います。
これも、かなり苦しいですが。。実践しています。
とりあえず5回待とう、と。
帰って来て手を洗わず他のことに夢中になっているヨウに、「手洗ってね。」
聞えないふりをしたり、「だって○○してるから。」と言われても、しばらく我慢して「手洗ってね。」
4回くらいでもうぶち切れそうになりながら、やっぱりうちの子には効かないわ、と思っていたら、5回目。本当に洗いに行きました!
これは成功率高いし、そこで大声を張り上げなかった自分を褒めることができるのでお得です(笑)

本と先生のお話、リンクすることが多くて楽しくなってきました。


テレビの話も、実は1ヶ月ほど前、夫が「ゴーオンジャーを知らないのは、お笑いを知らなくて世の中についていけない人と同じ」とか言って、ちょっと言い合いになったのですが・・・
そこまで言うならまぁ1度くらい見せてみようかと一緒に観ました。

大人が見ても目がチカチカするー。と思っていたら、ヨウは「目が熱い。」と言い出しました。
「火が出てるから目が熱くて痛いよー。」
そこで一度消したものの、それでも観たいと言うので見せましたが、一度観たきり、もう二度と観たいとは言い出しません。
これをもっと小さい子が観て、慣れてしまっていると思うと怖いです。。


テレビについては、シュタイナーの先生も松井さんも、「お父さんが観るから子どもが観てもいいというのは違う」とおっしゃっています。
テレビを付けるお父さんと喧嘩するよりも、その横で子どもと他のことをして遊んでいたほうがよっぽどいいですよ、とも。

シュタイナー教育というとテレビは絶対だめ、あれもだめ、これもだめ、と禁止事項が目につくことも多いが、タブーというものはなく、こういうほうが子どもにとってはいいのではないか、ということを言っている。

これまでのシュタイナーの本を読んできて、私も禁止事項に目がいってできない・・・と思うことも多かったのですが、先生のお話を聞いたり松井さんの本を読んで、もっと柔軟に考えられるようになりました。






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Last updated  2008.06.04 22:52:35
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