謎作家・船沢荘一「鵡鷺愚《ぶろぐ》」1.0

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2007.05.25
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お元気ざますか。船沢です。 m(_ _)m

今回の話は 「プレゼント」 について一席。


 ときに皆さん、 「プレゼント」ってもらったことはありますか?

 読者の大半は、一度くらいは誰かから何かを“お祝い品”として受け取ったことがあるのではないでしょうか。
 私は……ここ10年くらいは、誕生日プレゼントを含めて、 そういうのはもらった記憶がない ですな(泣)。兄者たちから飲みに連れて行ってもらったり、そういうことは毎年あるのですがね。

 ちなみに、自衛官時代に所属の中隊から渡された誕生日プレゼントは 「バインダー」
……し、しょぼい。  orz

 何でまた、唐突にこんな話になったのかというと、“女性の心をつかむ”ことで評判のワクワク系衣料品店、 株式会社ロコレディ 羽富都史彰 社長が、 ご自身のブログでこんな話をされていた からです。


  彼女たちが働きやすい環境を整えるためには、徹底した「配慮」が求められる。
  だが、「遠慮」はしなくていい。
  女性が就業しやすいように、いかに現場の環境を整えるか?
  その一環として、彼女たちの考え方をいかに理解し、どう心理を読むか?
  それらを踏まえたうえで、従業員に指導を行う必要がある。


「配慮」はするが、「遠慮」はしない。
 就業シフトや備品、室内の空気、果ては化粧室(便所)に至るまで、 徹底的に気を遣う 。そうすることで、彼ら(この場合は彼女ら)は 自己の存在意義を会社から認められた と感じ、就業モチベーション(やる気)と会社に対するロイヤリティ(忠誠心)が高まり、ひいては部門もしくは企業全体の業績向上に寄与する。
 だが、気後れすることはない。気にしすぎて、下手に遠慮してしまうと、ある者は不安になり、ある者は上司やトップ、会社そのものをナメてかかってしまうだろう――。

 従業員の対人マネジメントにおいて、必要不可欠なファクターですね。

 ……が、私が注目したのは、じつはそこではありません。

 上記の一環として、羽富社長が従業員や採用希望者に対していつも行っている 「魔法の人心掌握トーク」 に、私がある“想い”を感じたからです。

それは 「一期一会」

 いうまでもなく、 「たとえ一時でも、竹馬の友、生涯の盟友、高貴なる傑物に接するのと同じように、その出会いを大切にせよ」 ……という意味ですね。 念のために言っておくと、 “いちごいちえ” と読みます。“いっきいっかい”じゃありませんぜ。


  さて、先述の「魔法の人心掌握トーク」 (ついさっき私が命名) は、お察しのとおり、 マーケティングトルネード 佐藤昌弘 先生が開発・指導している、 わずかなステップのダイアログ(対話)で短時間のうちにクライアントの心に入り込み、悩みの原因や、真の欲求をあぶりだす 「魔法のセールストーク」 と似たようなものです。


 もうお気づきかとは思いますが、両者の共通点はまさしく「一期一会」にあるといえます。


 いま、このときの出会いに感謝する。
 その上で、目の前のクライアントに全身全霊を傾けて、その人の問題を解決する。
 正直、 解決できるか否かは問題ではありません (そりゃ解決できたほうがいいに決まってるが)。
 でも、クライアントにとってみれば、 「わざわざ貴重な時間を割いて、自分のために親身になってくれている」 ――そのことだけで、十分にうれしいのです。

 なぜなら、 「相手の心に深く入り込み、本当の悩みを聞きだす」というプロセスは、聞き手に極度の忍耐と寛容を強いる からです。そしてそれゆえに、このプロセスに全力を傾けている聞き手(コーチ)の姿を通して、クライアントは彼の「誠実さ」を感じ取ります。
 こうした誠実な行動が、クライアントに 絶大な感動体験=「ゴールド エクスペリエンス」 をもたらすのです。

 さて、 本題はここからです
 「魔法のトーク」を通じて、話し手であるクライアントは、あれこれ話しているうちに“あること”に気がつきます。

 自分自身を掘り下げるダイアログを通じて、自分の「過去(ルーツ)」を知るのです。

 その中には、話してみるまで本人でも気がつかなかった、あるいは忘れていた、数々の思い出が含まれています。

 自分をぎゅっと抱きしめてくれた、母の胸のぬくもり。
 産婦人科の病室での、新しい家族との出会い。
 はじめて親に買ってもらったおもちゃ。
 遊園地に連れて行ってもらったこと。
 テストでいい点をとって、頭をなでてもらったこと。
 心配のあまり、今にも泣きそうな顔の親父にぶん殴られたこと。
 夏休みに家族で見た、あの山から見下ろす壮大な風景。
 自分の将来の進路を話したら、その場で正座させられ、親父に何時間も絞られた。
 何もかも投げ出したくなって、ふと見上げた夜空に、やさしく輝くまあるい満月。

 中には、親が働いていたり、片方しかいなくて、そういった思い出の少ない人もいるでしょう。
 あるいは、いやな思い出しか残らなかった人もいるでしょう。
 けれども、それらすべてが、その人のパラダイムを形作る“もと”となっているのです。
 つまり、 考え方や言葉、対人態度の規範となるものが、この時期――具体的には6~9歳前後に形成される といわれています。

 このように、ダイアログを通して 相手の過去の話題へとさかのぼっていく ことで、まるでタイムマシンに乗るように、 その人の「ルーツ(起源)」を知ることができる のです。 

 重要なのは、 「過去」を知ることで「現在」の姿を理解し、「未来」をつくっていくこと
 余談ですが、「未来(future)」や「過去(past)」に対応する、時間軸としての「現在」を、英語では “プレゼント(present)” といいます。
 そう、「(贈り物を)贈る、手渡す」という意味の“present”と同じ言葉です(実際の発音は違うが)。

 いま、そこにある現在。
 私が、ここにいるということ。
 あなたが、そこにいるということ。
 私とあなたが、この場で出会えたということ。
 この日、この瞬間まで生きてこられたということ。

 ――そのすべてが、神様からの“プレゼント”ってわけです。

 誰かの「過去」を知ることは、その人の 「現在」までの恩恵(プレゼント) に気づかせ、豊かな「未来」へとつなぐためのプロセスでもあります。

 自分が受け取った、たくさんの“贈り物”に気づけば、他人にも“贈り物”を与えられる、豊かな自分になれる。
 人との出会いや、企業での面接、コンサルティングやカウンセリングには、そんな意味合いもあるのです。
 そしてまさに、これこそが「一期一会」の真髄だといえます。

われわれは探求をやめてはならない。
そして、われわれのすべての探求の最後は、
はじめにいた場所であり、
その場所をはじめて知ることである。
           ――トーマス・スターンズ・エリオット

「『言葉』でなく『心』で理解できた!」 (『ジョジョの奇妙な冒険』第5部より)

体験、思い出、人との出会い。
いいことも、悪いことも。
そのすべてが、あなたに与えられた、神様からの「プレゼント」。

それらを丸ごと愛したとき、あなたはもっと、豊かで幸せになれる。

こんな感じでしたが、いかがでしょうか。
ついでといっては何ですが、形のある「プレゼント」をお求めなら、
こちらのお店 へどうぞ。
それではまた。 \(^o^)/






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最終更新日  2007.05.28 02:09:36
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