~中国留学~ 中国で中医学を学ぶ

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ミンリイ

ミンリイ

2009年12月25日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今月の実習は中医外科(皮膚科)。
主任の先生について実習させてもらっています。

皮膚科の患者さんの多くは皮膚炎、白癬(水虫)、乾癬、疣贅(いぼ)、脱毛、ざ瘡(ニキビ)、 蕁麻疹など。

先生は治療の効果を考えると西洋薬と中薬と目的に合わせて一緒に上手く使い分けることが大切と考えていて、場合によっては西洋薬を処方します。
ステロイドが悪いわけではなく、きちんと症状に合わせて強さ、試用期間を守れば有効な治療薬なのですが、最近はいろいろな情報が氾濫しているために、はなからステロイド→ダメ と考えている患者さんが多く、西洋薬、ステロイド(副腎皮質ホルモン)の使用を嫌がり、中薬(漢方薬)だけで治したいと言うため、先生も頭を痛めています。

ほかに、皮膚科専門病院などから西洋的治療では治らないために紹介されてこちらの病院に来る患者さんも大勢います。

なので、西洋薬の処方から中薬の処方(漢方薬)までさまざまな治療を見ることが出来ます。

先日は疥癬(ヒゼンダニ)の患者さんが一日に2組(うつる病気なので家族で)診察にみえました。

この病気には、ヒゼンダニ(疥癬虫)というダニが、皮膚の角質層内の寄生しておこる皮膚感染症で、赤い発疹が見られます。

でも、きちんと診察すれば見分けることが出来ます。
主に手首や手のひら、指間、足、肘、腋の下、外陰部などにでき激しいかゆみが特徴です。

この病気、長時間肌が接触したり、感染者の寝具や衣服などから感染します。
この二組の患者さん、一組は老人ホームのおばあちゃんのから、もう一組は出張から帰ってきた家族から感染したそうです。

普段はめったに見られない病気なのに一日に二組も。
先生は「ラッキーね♪」と嬉しそうでしたが・・・。
まぁ、ある意味「ラッキー」ですね。





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最終更新日  2009年12月25日 23時44分43秒
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