ミニのちょこっと見にきて～

ありがとう。

中学生の時にバレーボールをやっていました。 私は一生懸命に練習しても体が小さいし、あと一歩のところでレギュラーにはなれなかった。 ある日、練習しても結果が出ない、練習しても意味がない。 全て嫌になってしまい部活をサボって学校の裏の河原に逃げてしまったことがあった。 その時、迎えに来てくれたのが彼女でした。 3年の時は同じクラスで家に遊びにきてくれたこともあった。 冗談で場を和ませてくれたり、私がダメな時はちゃんと注意をしてくれる人でした。 卒業してあまり会わなくなったけど、クラスや部活の同窓会があってまた交流できるようになってからは、子連れで共通の友達のイベントに参加したり、毎年年賀状を送ってくれていた。 何年か前にあったきりで、ここのところはずっと会っていなかった。 たまにやる飲み会にもなかなか参加できないのは、子供のことなんかで忙しいのかなと思っていて、年賀状の返信に今年は会おうねと書いて私は送っていました。 今年の彼女からの年賀状には「お元気ですか。なかなか会えないけど、頑張りやのミニちゃんを思い出しています」と書いてありました。 そんなふうに思い出してくれて嬉しいな、今年こそは会おうね。 そんな気持ちでした。 今、思うときっとそれは最後のメッセージだったんだね。 闘病していたこと知らなくて元気で忙しいとばかり思っていたから、もう二度と会えなくなったと聞いた時は信じられませんでした。 いつも明るい彼女だった。 お別れをしにきた、たくさんの人々。 彼女の人柄がうかがえます。 旦那様、子供たちを置いて旅立つのは辛いでしょうね。 でも、もう苦しまなくていいんだよね。 いつもの笑顔で空から見ていてね。 今までありがとう。 かなりショックな出来事でした。 ちょっとのことですぐにへこたれてしまう自分が恥ずかしい。 元気に頑張らないと。 後悔しない生き方をしていきたいと改めて思いました。