~富士山の山開き~のニュースを見ました。あいにくのお天気でご来光は無理だったようですが、それでも頂上を目指す人達はどこか清々しく でもお気の毒にガスに濡れてました。
私が中学三年の夏休み、父と富士山に登りました。子供が生まれてからは山男は止めたようですが父はとにかく歩くことが好きでしたから、暇を見つけては近辺の山に登ったりハイキングに出かけたりする人でした。
その夏休みも私と弟、それに父の友人やその親戚の人など総勢10人くらいでの登山だったと思います。
6合目か7合目くらいだったでしょうか。夕方早めに山小屋を決めました。
登山のままの格好で横長いお布団に老若男女がずらーと並んで寝たことを覚えています。
早朝の出発で山頂を目指しましたが日の出をどこで見たか・・・記憶にありません。それでも一泊したので体も山の気圧に慣れ、呼吸が苦しくなったりはしませんでした。
しかしきつかった。
だんだん足が重たくなるわ、気温が下がり寒くなるわ、傾斜はきつくなるわ、荷物は重く感じるわ・・・。
「もう来ない。もう来ない」と弟と唱えながら登りました。
ケガも病気もなく一行が下山出来た時、父は初めていい顔で笑いました。案内の緊張もあったのでしょうか。
「今度の富士山はとても荒れていた」と言っていたのは確か私が結婚したあとでした。
両の指を折りながら足し算引き算をしてみると、この年の私と父の年回りは今年の二女と私のそれと同じでした。
ほえ~、陸上部の二女はともかくとして 今の私の体力では富士登山なんて絶対に無理です。
(40代半ばですでに父に負けている軟弱な娘でした)
「おとうさん まだ~」 「みんな がんばれ~」
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