>民眠さんの、ブログのお友達、しかりしたご意見をお持ちの方ばかりですばらしいですね。
----*
皆さんほぼ同じお年頃、です。(笑)
いろんな思いがおありなのでしょう。
(2006.07.15 20:55:33)

まだまだ続くし~付点の足音~

2006.07.14
XML

退院後の義父、季節的なこともあってかなかなか元気が出ず、看護師のIさんの訪問を週2回に増やしてもらいました。
明るく冷静なIさんに介助してもらうシャワー浴で義父も少しずつ自信をつけてきた頃。「今日は4人めのお風呂介助でしたけど、Kさんが一番お若いかな~」と言われました。
「若い」とか「元気」という言葉にはシッカリ反応する義父。少し嬉しそうでした。

「看取りの方がいらっしゃるので今日はこれで・・・」とその日は冷たい飲み物もそこそこにIさんは車に飛び乗って帰りました。

「看取り」という言葉がずっと気になったままでしたので次の訪問日にそれとなくIさんに様子を聞いてみました。

「100歳のおばあちゃんなんですけどね。昨日亡くなられました。でもね、寝込まれたのは1週間でしたし、最期もご自宅で本当に安らかだったんですよ。何よりご家族がどっしり構えておられて私達も心残りのない看取りができました」とIさんは淡々と話してくれました。

お仕事柄、守秘義務があるのは重々承知しています。それでも私は100歳のおばあちゃんのことがもう少し知りたくてIさんに尋ねてしまいました。

Iさんも慎重に言葉を選びながら話を続けてくれました。「大きな農家のおばあちゃんで、寝込むまでは家の手伝いをしたり身の回りのことをしたり。古い文化財のようなお家でしたからバリアフリーなんてひとつもなくて・・・。でもああやって体を動かしていたのがよかったのでしょうね。親戚の方たちも近所に沢山いらっしゃるので誰かしらおばあちゃんの側にいるようで・・・」


100歳のおばあちゃんの生き方とご家族の大らかな接し方を聞いたからでしょうか、人が亡くなったお話を聞いてこんなに静かな気持になったのは初めてだったかもしれません。 

決してしゃべりすぎないIさんがこれだけ話されたのは、やはり高齢者がいる家族に伝えたいものがあったのでしょう。Iさんありがとう、いいお話をきくことができました。

リース

最後になりましたが、100年をしっかりと生き抜いたおばあちゃんのご冥福を心よりお祈りいたします。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.07.14 22:48:04
コメント(12) | コメントを書く
[介護保険、高齢者、制度etc] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:看取り(07/14)  
まさしく天寿を全うされたのでしょうね。
ご家庭で看取り…。理想的ですね。
そうしたくても、なかなか環境的に無理なケースも多いですから。

Iさんは、たくさんのご家庭をご覧になり、いいこともその反対も経験されているのでしょう。
でも、いいお話が聞けて良かったですね^^

そうそう!森永コーラスの情報ありがとうございました。いろいろと新しいことも知りましたわ~。 (2006.07.14 23:40:37)

Re:看取り(07/14)  
小龍景光 さん
民眠さん、こんばんは~

きっとかつての日本ではどの家庭でも似たような状況だったんでしょうね~
逝く方も見送る人もみんなで「死」に向き合っていたんだと思います。
子供達も自分の生活の場で祖父母を見送ることで、自然に死の尊厳や生命の美しさを感じ取れていたのかなって思ったりしました。 (2006.07.14 23:45:58)

看取り  
lemidori  さん
お互いに、これから先、ほぼ確実に看取りを経験しなくてはならない立場の私たち。Iさんの看取りのお話、心にしみました。民眠さんもきっと同じね。

100歳まで生きて、しかもただ生きたのではなく、必要とされて、ご自身の役割があって、生活しておられたのでしょう。そんな充実感があったからこそ、ご本人も周りのかたがたも、どっしりと見送り、逝くことができたのだと思います。

人が亡くなることは悲しいことだけど、人の死亡率は100%というのもまた紛れもない事実です。どのように生き、どのように送られたいか。義母の事はもちろん、自分のこととしても、そろそろ考えなくてはーと思います。 (2006.07.15 00:35:29)

Re:看取り(07/14)  
dolami77  さん
鎌田實先生も、日野原重明先生も、ご著書の中で、最近の日本では 『死』というものに、自宅で向かい合う、ということが、本当に少なくなってしまい、それが 命の尊さ、世代から次世代へ受け継がれるべき大事なものを奪っているのかもしれない、と書いておられました。命の大切さは、大事な人の死を目の当たりにするという、悲しい経験から 子供たちも学んできたのかもしれませんね。

現状では 望んでも、なかなか難しく、病院で最期を迎えるかたがずっと多いでしょう? このおばあちゃまは恵まれておられましたね。 でも周囲のご家族には大変なことも多かったでしょう。 わが身に照らして 色々 考えさせられました。どうもありがとう! (2006.07.15 00:37:13)

Re:看取り(07/14)  
きりや さん
切実に看取りの問題を考えています。私には兄弟がおりませんし、家内はニ人おりますが、兄は家を他の地域に建て、弟は養子に出ています。

私は身体が不自由で、両両親の面倒は見られませんが、5年後には家内の実家に入り、年金生活をして、両々親の面倒を見るつもりです。

両々親の実家が車で15分の距離なのが助かります。 (2006.07.15 12:33:45)

メディカルエンターテイメントさん  
民眠  さん

>まさしく天寿を全うされたのでしょうね。
>ご家庭で看取り…。理想的ですね。
>そうしたくても、なかなか環境的に無理なケースも多いですから。
----*
生活のスタイルが変ってしまってますから、なかなかね。
----*
>Iさんは、たくさんのご家庭をご覧になり、いいこともその反対も経験されているのでしょう。
>でも、いいお話が聞けて良かったですね^^
----*
ちょっとタメライもあったのですが、思い切ってお聞きしてよかったと思っています。^^
----*
>そうそう!森永コーラスの情報ありがとうございました。いろいろと新しいことも知りましたわ~。
----*
いえいえ~。カルピスでは新しい情報をきりやさんが書き込んでくれましたわ~。
(2006.07.15 16:48:31)

小龍景光さん  
民眠  さん
>民眠さん、こんばんは~
>
>きっとかつての日本ではどの家庭でも似たような状況だったんでしょうね~
>逝く方も見送る人もみんなで「死」に向き合っていたんだと思います。
>子供達も自分の生活の場で祖父母を見送ることで、自然に死の尊厳や生命の美しさを感じ取れていたのかなって思ったりしました。
----*
誕生も見送りも家庭とは切り離された場所が定着してきました。
しかし別れが必定であるならば子供達にも感じ取って欲しいことはありますね。
(2006.07.15 16:51:08)

lemidoriさん  
民眠  さん

>お互いに、これから先、ほぼ確実に看取りを経験しなくてはならない立場の私たち。Iさんの看取りのお話、心にしみました。民眠さんもきっと同じね。
----*
本当になかなか聞けないお話でした。
----*
>100歳まで生きて、しかもただ生きたのではなく、必要とされて、ご自身の役割があって、生活しておられたのでしょう。そんな充実感があったからこそ、ご本人も周りのかたがたも、どっしりと見送り、逝くことができたのだと思います。
----*
週末の朝、「100歳バンザイ」だったかな、という番組があり時々見ることがあります。
元気な方しか出ないのですが、やはりご自分の事は勿論、趣味や家業など頭や体を使っていらっしゃる高齢者ばかりです。元気に長生きってそうゆう事なんでしょうね。
----*
>人が亡くなることは悲しいことだけど、人の死亡率は100%というのもまた紛れもない事実です。どのように生き、どのように送られたいか。義母の事はもちろん、自分のこととしても、そろそろ考えなくてはーと思います。
----*
逝き方は生き方だと最近思います。
順番に見送るのも親孝行でしょう。
はぁ~私の生き方。それが問題だわ。^^;
(2006.07.15 16:57:01)

dolami77さん  
民眠  さん

>鎌田實先生も、日野原重明先生も、ご著書の中で、最近の日本では 『死』というものに、自宅で向かい合う、ということが、本当に少なくなってしまい、それが 命の尊さ、世代から次世代へ受け継がれるべき大事なものを奪っているのかもしれない、と書いておられました。命の大切さは、大事な人の死を目の当たりにするという、悲しい経験から 子供たちも学んできたのかもしれませんね。
----*
出来ない事は出来ない事として、ではどうしたらよいかを考えるのが私達の年代のお仕事かもしれませんね。
----*
>現状では 望んでも、なかなか難しく、病院で最期を迎えるかたがずっと多いでしょう? このおばあちゃまは恵まれておられましたね。 でも周囲のご家族には大変なことも多かったでしょう。 わが身に照らして 色々 考えさせられました。どうもありがとう!
----*
介護保険を利用されたことを除けば、代々同じようなお見送りをなさってきたのかもしれませんね。
だからご家族も慌てず騒がず泰然と向き合われたのでしょう。
(2006.07.15 16:59:57)

きりやさん  
民眠  さん
>切実に看取りの問題を考えています。私には兄弟がおりませんし、家内はニ人おりますが、兄は家を他の地域に建て、弟は養子に出ています。
>
>私は身体が不自由で、両両親の面倒は見られませんが、5年後には家内の実家に入り、年金生活をして、両々親の面倒を見るつもりです。
>
>両々親の実家が車で15分の距離なのが助かります。
----*
親との距離的な問題は切実です。
遠いと時間も費用も大きな問題になりがちですね。
私も自家用飛行機が欲しかったです!

きりやさんもご自分のお体を労わりながら出来ることからなさってくださいね。
(2006.07.15 17:05:15)

Re:看取り(07/14)  
tozyoko  さん
民眠さんの、ブログのお友達、しかりしたご意見をお持ちの方ばかりですばらしいですね。
(2006.07.15 17:42:39)

tozyokoさん  
民眠  さん

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Profile

民眠

民眠

Calendar

Category

こんな事もあった

(129)

令~ 住み替え シニアガンバル

(0)

令~ ・・・と思うことにしよう

(1)

令~ こんな時こそ

(0)

令~ こんな時ではありますが

(1)

令~ 大したことではありませぬ

(1)

令~ 音と言葉そして色と形

(2)

令~ つかずはなれず いろんなご縁

(3)

令~ 退職した夫と暮らす

(0)

令~ 白湯を飲む

(1)

令~ シンプルに生きたい

(1)

令~ シニアの食 美味しく食べたい

(4)

令~ 時の事

(4)

令~ セカンドライフ サードライフ

(3)

令~ season

(4)

令~ Will

(1)

令~ ココロトカラダ ソシテ アタマ

(1)

令~ テレビっ子

(0)

時の事

(100)

食*食べ物、食べ方etc*

(130)

つれづれ

(71)

介護保険、高齢者、制度etc

(81)

season

(140)

電脳…PC・ネット・携帯…

(38)

その他

(176)

健康・ハンディ・リハビリ・高次脳機能障害

(97)

身の回り…かさこそ

(343)

音と言葉の風景

(41)

person

(9)

見たもの 聞いたもの  読んだもの

(56)

ブツブツ ブツブツ

(7)

思いつくまま 気のむくまま

(8)

~ザ・100均~

(1)

どーでも いいこと

(34)

そーゆーふーにできている

(2)

ながさき あれこれ

(23)

嗚呼 わたしって・・・

(8)

体のふしぎ

(9)

ぶーつかぶーつか

(2)

きっぱり*さっぱり*すっきり

(1)

みんみんのきまぐれにっき

(23)

ふ~ つかれたぁ・・・

(6)

よかったね^^

(4)

ありえな~い

(5)

ウレシカッタ

(2)

蓮池のほとりは

(13)

ゴーヤーな日々

(10)

済んだことではありますが

(5)

なんとも言えませんねぇ

(1)

じゅんかん まわる生活

(1)

Favorite Blog

ツブビヨリ ナカムラエコさん

Archives

2026.10

Comments

民眠 @ Re:北窓効果(07/20) 遼馬JJさん お向かいさんは覗いている意…

Keyword Search

▼キーワード検索

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: