2007 2/6(水)
こんにちは、minminです。
今日は桜が咲く頃の気温まで上がるとか・・・。暖かいのは嬉しいけれど 暖冬の原因を考えれば
そうそう喜んでばかりもおられず ちょっとフクザツですね。
梅の便りもあちこちから聞こえてきます。
日本庭園に楚々と植え込んである梅も あちこちのお庭でひっそりと咲いている梅も
暖かい冬をどう思っているのでしょうか。
数年前のことになりますが熱海の山の上にある
MOA美術館
へ行きました。
ちょうど梅の季節でしたので国宝の「紅白梅図屏風」
(尾形光琳筆)を展示中でした。
左側の白梅は幹が画面からはみ出すように描かれ
右側の紅梅は中央に流れる水の側に若々しく配されている構図も新鮮で屏風としての存在感も風格も兼ね備えた
素晴らしい作品でした。
ここの美術館は展示品だけではなく
建物からの眺望も素晴らしく 晴れた日には
遠くの島影までみることができます。
熱海の穏やかな海は光琳の屏風のような静かな金色に輝き
その風景は見飽きることがありません。
日本人の桜好きは毎年感じることですが
寒さに寄り添うように咲き出す梅のよさも
年々分かるようになってきたような気がします。
私の年を越えた樹齢です。
老木になり中も空洞が多くなりそれでも
風雪に耐えているうちに大きな枝を支えていることもできず
塀の上に身を横たえるようにしながらも数輪の花を匂わし
季節になれば実をつけている姿には健気さを覚えながらも
晩年の生き様を静かに説かれているような気にもなります。
夜の梅の香りが濃く立つのを教えてくれたのもこの梅でした。
光琳の筆になる幹の苔の様子をリアルに感じることが
できたのも この梅を見て過ごしたからでしょう。
そうは言いながらも「好文木・花の兄・春告草・・・」などという
数多くの梅の別名を知ったのはかなり大人になってから
なのですけど。

PR
Calendar
Freepage List
Category
Comments
Keyword Search