2008 6/2(月)
22日め
こんにちは、minminです。
薔薇めく季節ですね。
渋谷のBunkamuraミュージアムで開かれている
薔薇空間
を見てきました。
これは19世紀のフランスで活躍した宮廷画家のルドゥーテが
描いた薔薇の絵の数々をメインにし 更にイギリスや日本の
ボタニカルアーティストの作品などを展示してある企画展でした。
綿密なボタニカルの世界はその観察眼と共に芸術性も高く
また会場内には珍しい種類の薔薇の香りを楽しめる演出もあり
時間を忘れさせる空間でした。
帰宅後 気になってちくま学芸文庫から出ているシーボルトの
「日本植物誌」を開いてみました。
シーボルトはルドゥーテがフランス宮廷で活躍していた時期と
ほぼ同じ頃に来日していました。
医者としての側面がよく知られているシーボルトではありますが
鎖国時代の日本のあらゆる情報を最大限に入手する手段として
西洋医学を学ぶために入門した鳴滝塾の塾生達に医学以外の
多様な領域の課題にオランダ語で論文を書き資料を提出する
ことを求めたそうです。
この「日本植物誌」はそうした志高く向上心に溢れた当時の
日本青年らが調べたり また川原慶賀などの日本人絵師が描いた
下絵がもとになり帰国後順次刊行されたそうです。
ほぼ時を同じくして目的は違うものの洋の東西で植物にこれだけの
眼差しを向ける人達がいたことにちょっと感動してしまいました。
三昧ですから三つめ。
知人の知人のボタニカルアートの個展へ行きました。
彼女は庭に咲く繊細な小花から大きな百合や珍しいカトレアなど
描きたいものをじっくりと時間をかけて描く方です。
中には何年もかけて短いシーズン中に描きながら完成したものも
あり その作品から滲み出る精神性と柔らかなエネルギーを
纏ったような気分で会場をあとにしました。
根気強くまた繊細なボタニカルアートの世界。
一枚の絵を仕上げると暫らくは夕鶴のおつうのような
感じかもしれません・・・と知人の知人は笑いながら
そう言いました。
まさしく まさしく でしょう。
PR
Calendar
Freepage List
Category
Comments
Keyword Search