U=ω=)ノ ブログみんせい

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2004年12月12日
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カテゴリ: U・ω・)ノ 我事
岡大病院に転院した私は、病院に着いて早々、新しい主治医に驚くべきことを言い渡されました。

「トイレをここで?!」
すると、看護師さんがポータブルトイレを私の部屋に運んできたのです。
私は以前勤めていた病院で入院のお年寄りの介護もしていて、ポータブルトイレの処置も毎日していました。それが、まさかこの歳で自分がポータブルのお世話になるとは・・・。

急性肝炎というのは、絶対安静が必要な病気です。とにかくベッドでじっとしていなければならないのです。
私が前の病院で急に悪化したのも、お風呂に入ったり外泊したりしていたことが少なからずとも関係していたのだと、今になって思います。

私は転院当時、肝臓の検査数値であるGOTとGPTが2000超(正常値は6~43)、黄疸の検査数値であるビルビリンが50超(正常値は0.2~1.2)でした。もう最悪です。全身真っ黄っ黄。人間の体があそこまで黄色くなるとは、黄色人種であるにもかかわらずほんとにビックリでした。
それから個室で1日中点滴を打つ日が2ヶ月間続きました。その間もつらい検査がたくさんありました。


先生の懸命な治療のおかげで、個室から二人部屋、そして六人部屋へと移ることができました。
六人部屋に移ったときには、一人で歩くことも許され、トイレにも行けれるようになりました。ただ、お風呂にはまだ入らせてもらえませんでしたが・・・。3ヶ月もお風呂に入らないのは、後にも先にもこの時だけじゃないかと。ブルルッ。

同じ部屋には、それぞれ肝臓の病を抱えた人がいました。みんな歳は50前後で、すごく明るい人ばかりでした。
この人たちのおかげで、私の入院生活は一変に楽しくなったのです。みんなでワイワイ騒ぎながら、毎日笑いが絶えることがありませんでした。うるさすぎて看護師さんにもよく叱られたほどです。

その部屋の人たちはとても勉強家で、肝臓病について詳しい人ばかりでした。その影響で、私も肝臓病について勉強するようになりました。
今までさーっと見て終わりだった血液検査の結果もじっくり読み、自分の今の体の状態がどうなのか考えるようになりました。
自分の病気のことを勉強したおかげで、先生の説明も理解できるようになり、入院生活が全然苦にならなくなったのです。

それから、腹腔鏡の手術(おなかの中にカメラを入れて肝臓を接近撮影)や胃カメラ(これはしんどかった。二度としたくないなぁ)などを乗り越え、最初の入院から4ヵ月後の8月末日、無事退院することができたのです。

それからしばらくは月に1回通院をしていましたが、主治医からとりあえず完治したと言っていいでしょうと言われ、現在に至っています。(現在は元気いっぱい。多少運動不足気味。)


退院してから両親に聞いたことですが、私は劇症肝炎の一歩手前で、このまま意識がなくなれば肝臓移植をしなければならなかったそうです。だから、手術費として1500万円用意してください、とサラッと言われたらしいです。
1500万て!意識なくならなくてよかったぁ・・・。


お医者さんって思いがけないことをさらっと言うんだなぁと。
でもお医者さんにとっては、そういうことを家族に伝えるのは珍しいことじゃないだろうし、本当に移植をしなければならない人も実際いるわけだから、こうやって笑い話で済ませれるようになったことを本当に感謝しています。

それから、両親と兄が病院の帰りに「なんであの子がこんな目にあうんだろう」と、3人で車の中で泣いたという話を聞いて、私も涙が止まりませんでした。
片道1時間の道のりを毎日スクーターで通ってくれた母、仕事の帰りにいつも寄ってくれた父、仕事上全国を飛び回る忙しさの合間に顔を覗かせてくれた兄、肝臓にいいからとレバニラ炒めやシジミの味噌汁をしょっちゅう持ってきてくれた親戚、一人ずつに感謝の言葉を述べていたらきりがないほど、多くの人に支えられて私は病気を克服することができました。

病気はなりたくてなるものではありません。でも、誰だって大病になる可能性はあるわけで、なってしまったからには、後悔や落胆ばかりするのではなく、「絶対よくなるんだ!」と自分ががんばることが大切だと思います。


だから、私はこの病気のことをできるだけ隠してきました。でも、肝臓病は完治しないということもありませんし、普通の生活で感染することもありません。(B,C型肝炎の感染経路は血液感染がほとんど)
肝臓病のほかにも、差別を受けてしまう病気の方もたくさんいると思います。差別をなくすためには、その病気を知らない人に対して正しい知識を知ってもらうことが大事だと思うんです。
だから、私は自分の病気について話しました。

これを読んだ人が、肝臓病について正しい知識を少しでも覚えてもらえれば幸いです。

ダラダラと長い文章を読んでくださって、本当にありがとうございました。
明日からまたくだらない日記を書くぞー。オゥ。







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最終更新日  2004年12月12日 21時33分30秒
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