うちでは各種ハーブを育てているのですが、中には登場機会が極端に少ないものがあります。それがミントとレモングラス。バジル・ローリエ・ローズマリーなどと違い、この2種は一般的な料理にはあまり使われない奴らです。ミントは完全にデザート枠ですし、レモングラスはトムヤムクンに使われることで有名ですが、反面汎用性は皆無です。もしこれらが一年草なら早々に作るのを止めているところですが、残念な事にこれらは多年草。おまけにアホみたいに生命力が強くて枯らせるほうが難しいレベルです。どちらも安く買って気軽に作り始めたのですが、何年も経ってしまってそれなりに愛着もあり、捨てるに捨てられませんけど、もう少し汎用性があればな…と思ってしまいます。
そんな困った奴等のうちでの使い道は主に、お茶にするか固めるか。お茶は、1Lの水に対して一掴みのハーブを入れて数分煮出してから粗熱をとり、冷蔵庫で1番キンキンに冷やして飲む方法。結構美味いです。もう一つは寒天やゼラチンで固める方法。5%の砂糖水でハーブを数分煮出し、寒天orゼラチンで固めてデザート枠にします。この砂糖の量だと少し甘さが物足りないので、足りない分をいつの間にかたまってしまうジャムのストックで補って、こっちも在庫処理をするという一石二鳥の方法です。いずれにせよ粗熱をとって冷やすという工程が必要なので、思い立ったらすぐというわけにはいきません。段取りが大事。まぁでも、過去に戻ってもう一度これらを買うかと訊かれたら、多分買わないでしょうね。