年末に向けて毎日1時間ほど庭木の手入れをしているのですが、いつも迷うのが庭木の剪定下からか上からか問題です。ネットなどで植木の剪定手順を見ると必ず“剪定は上からすべし”を書いてあります。切った枝の何割かは地上に落とす際に他の枝に引っ掛かってしまうので、上から順番に切っていく際に引っ掛かった枝を下に落とすべしという考え方です。それは非常によく分かるんですが、実務上そうもいきません。
理由1. 下から切った方が圧倒的に楽。上からも下からも切れる位置の場合、立ち位置を自由に変えられる地上からと、動かすのも一苦労の大きな脚立に上った位置から、どっちが楽かなんて言うまでもありません。低い位置から切れる分は全部切ってしまい、どうしても仕方がない分を脚立の上から切る方が肉体的には圧倒的に楽です。理由2. 木登りが大変。剪定の際木に上って作業することもよくありますが、予め低い位置の枝を切っておく場合と未処理の場合、どちらが木登りしやすいかと言えば、いうまでもなく圧倒的に後者です。モサモサの木の場合、枝葉が服に引っ掛かってめっちゃ大変。地上から切れる部分は全部切っておかないと木登りもままなりません。
というわけでうちでは剪定は下から上が基本になってます。無論こうすると引っ掛かっていた枝がしばらく経って落ちてくることが多々あるんですが、業者に頼んで剪定してもらった場合と違い、自分のせいなので自分で片づけるだけですんで、実質無問題だったりします。まぁ、一番の理由はそっちの方が楽だからなのですけども。