全5件 (5件中 1-5件目)
1
「おっとぉ、忘れてたね、“不倫”の本来の意味の説明。 倫理、つまり、社会一般や団体生活においた習慣の中から生まれてね、通用するように なった規範のこと…そこから外れたこと、人の道から外れたこと、を意味するんだよ。 “不”ってつくとさ、大抵嫌なイメージがするよね。 不、非、未、無………なんていうのは、打消しの接頭語だから……… (こんな質問サイトもあるから、併せて見てみてね。)」『【1】「不」・・・「~しない」「~でない」………かぁ………… “不倫”=“道徳的じゃない”ってことになるんだよね……本来の意味って……』「うん…………。 人間ってさ、心理的に、否定されるのと、無視されるのって、すごく嫌がるじゃない? “不”って言葉は打ち消し…つまり、否定することでも、無視することでもあるんだよね。 そうなってくると…誰だって、“不”がつく言葉、避けたがるじゃない… だって、愛してるんだもん…大好きなんだもん… なのに、どうして………打消しや否定の意味がついた言葉を使われなきゃならないの? そう思うのが、自然な感情だよね? 本気で愛してるなら、いとおしいなら、なおさら……………」『……頭では、解かってるのにね。 でもやっぱり、そんな風に思われたくないよ………………。 だって、ともあきのこと、本当に大好きだもの。』「それは、私だって同じ。大好きだもん。ともあきのこと。」『ね』「ね」『……でもね…… 自分の行動を正当化する気は……全然ないの………… だって………自分が………過去にそれで苦しんでるんだよ? トラウマになっていて…未だにそれを引っ張ってるんだよ………? …それなのに…』「…たぶん… たぶんなんだけどね、(こんな言い方変だけど)真剣に不倫している人達の大半が、そう思っているんじゃないのかな…。 なんとなく…そんな気がするの……………。 あ、こんなのとは、一緒にしないでね。読んでる皆さんもね?(苦笑)」『………ともあきを好きになってから、すごく思うの……… “好き”って。 せつないね。』「……うん…… 何度、この想いを消せたら、そう思ったかわかんない。 だって、そうしたら、誰にも迷惑かけずに済むわ…………。 ともあきだって、元のしあわせな生活に戻れるわ…………。 そうでしょう? だからミューも、迷うんでしょう?」『…………うん。 でも、ともあきは、わたしをそれでも必要としてくれてる。 危険な橋を渡ってでも、側においてくれてる………………』「そして、一生懸命になってくれてるよね?」『うん』「だから、そんなともあきが、だ――――――――――いすき!! 」『うん!!』「だからね、決めたんだ。本編に、本当のことを書こうって。」『……だから、こっちを更新しなくなったのね? でも、そしたら、わたしの日記(小説)、どうなっちゃうの……?』「実はね、ミューの方の日記はね、私とともあきの“空白の時間”が書かれてるの。 だから、消せないんだ。ってか、消さない。」『…本編をお休みしていた間のこと…?』「そう。ここに、その期間の、本当のコトが書いてあるから、残してるの。」『小説じゃないじゃん(笑)』「そうかもっ(笑)」『でもまぁ………わたしも、あんりも、 今までも、これからも、ともあきのことを大好きなことは、変わんないもんね。』「うん。…しかも、強力な助っ人が出来ちゃったしね!!」『清和さん(本編では佐和さん)でしょ? ふたりがそんな風に信頼関係築くなんて、思わなかった………』「ね、何が起こるかわかんないよね。」『ってなわけで………』これからも、薬袋杏梨と、愛内美優、ふたりの日記をよろしくね
November 29, 2008
「さっきさ、ミュー、何を言ったって、不倫は不倫。そう言ったよね」『……うん…… どんなに愛していたって、どんなに大切に想っていたって、 相手には……家の人がいて、わたし達の場合には、お子さんだっている…………』「“婚外恋愛”って言葉あるでしょう? あれって……私が言うのも何だけど……すごく都合のいい言葉だと思わない…?」『…うん、それはわたしも思ってた。 でも、響きもいいし、本気で相手を愛している身としては、そう言いたいんだよね』「前にもちょっと日記で書いたんだけどね、 ただ、大好きなだけなのに、不倫って言われちゃう。 でも、自分の頭では、いけないって。だめだって。ちゃんと、ちゃんと解かってる。 ね、ミュー、“不倫”のコトバの本当の意味って、知ってる?」『? “既婚者と恋愛すること”、でしょう?』「Wikipediaで調べてみたんだけどね、 実は、“不倫=既婚者との恋愛”の意味で使われ始めたのは、'80年代初期からなの。 あるテレビドラマがきっかけだった、ってされてるよ。 それまでは、“不倫”ではなくって、“よろめき”って言葉が使われていたんだって。」『よろめき?』「うん。三島由紀夫さんの小説『美徳のよろめき』(改版)から来ているんだって。」『へぇ…知らなかった… もしこの“よろめき”って言葉が今も使われてて“不倫”なんて言葉じゃなかったら、 “婚外恋愛”って言葉は生まれたのかなぁ………』「んー…どうだろうね…? でも“不倫”って言葉よりは、情緒や文学的な儚さを感じるかもね。 ロマンチック、っていうのかな。 自分達の立場で、こんな話するのも、何なんだけど、ね…………」『………うん………』「ちなみに、“婚外恋愛”って言葉のはしりは、このドラマみたいね? この脚本家の方、ラスフレなんかも手がけてたよね。」『マンガ、なかったっけ?』「あ、これのことかな? このマンガは2006年発行だから、ドラマより後かな。」『ふぅ~ん、そうなんだ………』「だから、そうなってくると、この“婚外恋愛”って言葉が広まり始めたのは、 ドラマがやってた2002年って言えるかもね。 そうそう、こんな記事見つけた。 不倫とどう違うの~?なんて視点でも書かれてるから、読んでみると面白いかも!」『……でも……正直言って、あんまり違いなく使われてない…?両者の言葉って。』「……んー……ミュー、いいこと言うね………確かにそうかも………」この恋を、そっと見守っていてください……。いつも、押してくれてありがと………。にほんブログ村・社内恋愛
November 29, 2008
『そうだよねぇ。 小説デビューにするにしたってさ、小説の題材なんて、いっぱいあるじゃんね? それこそファンタジーだって。学園恋愛だって。社内恋愛だって。』「でっしょぉ? なのになんで、“あえての不倫小説?”って思った。 そこでね、 “実は私は不倫経験があります。だから、この小説を書くことが出来ました、 ここには私の想いがいっぱい詰まってます。だから、読んで下さい!” たとえばさ、それが、小説家の渡辺淳一さんとか、 アーティストの竹内まりやさんとかなら解かるの………。 だって、表現者だもん。 表現者は、たとえその経験がないとしたって、カタチに出来るものでしょう? だって、アーティスト、なんだもん…。 でも、この場合、そうじゃない。アーティストでもなんでもないじゃん。 私には、ただのお遊びで、 本気でその現実に直面してる人を、バカにしてるようにしか見えない。 (あくまでも薬袋杏梨の視点なので、さらっと流してくださいね。 ファンの方ゴメンナサイ。) 本気で不倫をテーマにして小説を書くならば、 本気で小説家デビューをしたいと言うならば、 本気で、中途半端なタレントの位置を脱却したいと思うなら、 そう言ったらかっこ良かったし、本当の表現者と言えるんじゃないかなって思った。 評判は、落とすかもしれないけど、それはそれで、本当のことなんだもの…。 でも、そうじゃなかった。 結局、カネ稼ぎ。自分の人気は落としたくない。でも話題は欲しい。 そういうのが、すんごくミエミエだと思った(これは勝手な私の受け取り方ね、 だから、この人の考えなんだなぁって、さらっと流してね)。」『……まぁまぁ、おちついて。あんり。 それと、わたしのお話と、どういう関係があるの?』「その記事読んでね、結局私も同じなんだ、って思ったの。 既婚者のお友達に、嫌われたくない。 アクセス数が平均500、多いときは1000超える、この日記のテーマを変えたくない。 たくさんの人に読んで欲しいから、幻滅されたくない。 だから、ずっと“薬袋杏梨”が、現実に現在進行形で、実際に経験している出来事を、 “愛内美優に語らせる小説”としてごまかしてる… そういう気持ちが拭えなかったんだ……………。」『……そっか……それでだったの…………』「……うん……。 これはね、いつか書かなくちゃ、そう思ってたことなんだ。 だから、もちろん今だって、基本は“美容ブログ”だと思ってるよ。 そんなにそういう記事、書かなくなっちゃったケド(汗) さらっと書いてるように、見えるでしょう? でもね、本当は、すごく決断がいった。 正直“たかがブログに、自分の立場ヤバくするような、本当のこと書く必要あんの?” とも思った。 でも、 私のブログを大好きだって言ってくれてる方達、 “いつも読んでます”そう言ってくれてる方達、 仲良しさん、大好きさん………いっぱいいるんだ…………… だから、本当のことを書こうと、思ったの。 バストアップよりも、もっと大事なこと。 私の心を、今、たくさん占めてる、大好きな大好きな人のこと。 今、私の身の周りで、リアルタイムで起きてること………… 大好きでいてくれる方達がいるから、ちゃんと書きたい。そう思ったの。 もちろん、実際の生活もあるから、出てくる人達は仮名だったりするけれど、 そのへんは、勘弁してね(笑)」『そりゃー、しょうがないんじゃない?(笑) 会社名とか書いちゃったら、エライコトになっちゃうじゃんよ』「そうだよねっ。それくらいはいいよね、っていうか、そうしなきゃだよね(笑)」この恋を、そっと見守っていてください……。いつも、押してくれてありがと………。にほんブログ村・社内恋愛
November 29, 2008
『確かに、“大好きな人が結婚してる人”となれば、 もちろん、嫌悪感を示す人は、決して少なくはないよね。』「ってか、それが当たり前だと思う。 “美優のお話”でも書いたけど、自分だって、言わば、その被害者なわけじゃない?」『……そうだね…… あんりは、実際言われてるんだよね?お医者様に。 “君のこの症状(うつ病)の根本的な原因は、両親の離婚から来てる”って。』「うん…………自分でもね、それは昔からうすうす気づいていたんだ。 だから、佐々木さ……ともあきを大好きだって気づいたとき、涙が止まんなかった。 いちばん“家族”を奪われるつらさを知っているはずの私が、 なんでこんな恋をするんだろう、どうして止められないんだろう、って」『でも、何を言ったって、不倫は不倫なわけじゃない?』「本当、そうだよね。 実際、大好きブロガーさんからも、そうメッセージもらったよ。 そしてね、その通りだと思った。 やめなくちゃ、早いうちにやめなくちゃ、そう思ったよ。」『でも、出来なかったんでしょ? だからわたし(愛内美優)に語らせることで、伝えようとしたんでしょう?』「………うん……… コレは内緒(?)…というか、知ってる人は知ってるんだけど、 実際、美優の名前の方が、私の本名と近いよね(笑)」『あ!確かに………そういえばそうかも』「でも、“小説”とか言ってる時点で、いちばんずるい方法をとってるわけで。」『そんな時、コレ見つけちゃったんでしょう?』「うん。 これは私の考えなんだから、一概にそうとは言えないと思うんだけど、 日常生活に基づいた小説って、実際に体験したこととか、何か思うところとか、 そういうのがないと、書けないと思うんだよね。 ファンタジーとかは、わかんないけど…それだって、 “こうだったらなぁ~”っていう願望・想像・妄想から始まるじゃない? じゃなきゃ、書こうなんて思わないし。 ましてや、一般人とか、小説家や表現者のプロじゃない人が、たった想像一本で “不倫”なんて書けないよ。 理解し難い世界だ(った)もん。 だって、人の大事にしてるもの、奪うんだよ?それを、しようとするんだよ? しかも自分で!! ……想像、つかないよ……つかなかったよ……………。 自分が今、その経験してるから、これは胸張って言える。」『で、これを読んで、イヤ~な気持ちになったんでしょ?』「うん。 正直(ファンの方ゴメンナサイ)、ふざけんなよ!!って思った。 言い方変だけど、真剣に不倫してる人達がいる中で、 “自分はこんな穢れたことしてませぇん、フィクションですぅ~、あくまでも 想像なんでぇ~、小説家デビューしちゃいましたぁ、てへっ”みたいなこと、 こういうことを題材にして、何にも解からない人間に、売名行為とか、 カネ稼ぎなんかで書いて欲しくなかった。」この恋を、そっと見守っていてください……。いつも、押してくれてありがと………。にほんブログ村・社内恋愛
November 29, 2008
『ねぇ、どうして、“物語”ってカタチで、この日記を書こうと思ったの?』「ん? ……言えなかったから。 私の日記ね、最初は、ムネを大きくすることから始まってるんだよ。」『今じゃ、あんなカタチの日記になっちゃったよね(汗)』「うん、ここでね、書きたかったことが、本当の日記を書いてるうちに、 “事実は小説より奇なり”状態になっちゃったの」『…だから、こっちの更新をやめたのね?』「うん。 最初は、本編(本当の日記)を美容ブログ、こっちを小説仕立ての日記ってカタチで ちゃんとけじめをつけたくて始めたことなんだけど…」『でも、事実が複雑すぎて、小説どころじゃなくなっちゃった、と』「そういうこと。 それに……たくさん本編を読んで下さってる方達がいて、 その方達って、主に既婚女性の方が中心だったの。 仲良しして下さってる方も、実際既婚女性の方、多かったし………。 でも、こういう状態になっちゃったでしょ? だけど、せっかく出来た友達や、大好きさん、失いたくなかった。 だから、小説として残そう、そう思ったの………。」『でも、だんだん嘘ついてるのが、苦しくなっちゃったんでしょ?』「うん。 本編のコンセプトにあったのが、“ありのままを正直に”だったの。 最初やってた“サイズ測定”なんかもそうなんだけど、 ブログ書く上でね、嘘は書きたくなかったの。 でも、こうして小説にしてること自体、嘘をついてるとも言えるよね?」『……そうだね…… “小説”って名乗っちゃってる上で、「コレは事実を基にしてるかもですけど 嘘ですよー」って言っちゃってるような。』「それがね、自分の中で、だんだん許せなくなってきちゃったんだ。 友達を失うのも、覚悟しなきゃいけない。 本編の方向転換も、せざるをえなくなる。 それでも、“小説(=フィクション)”として、事実を書き続けるより、 ずっとずっと、よかったんだ。」『……そうだったんだ……』この恋を、そっと見守っていてください……。いつも、押してくれてありがと………。にほんブログ村・社内恋愛
November 29, 2008
全5件 (5件中 1-5件目)
1

![]()
![]()