misty247

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2009.10.15
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 競技トラックに加えてもうひとつ、ランナー心理をくすぐる仕掛けがある。スペシャルドリンクを置けるのだ。7つの籠が並べられてあった。10kmから5km毎の好きな地点にどうぞと。私はエイドの提供してくれるスポーツドリンクをあてにすることに。

 8:30、スタート!
 気温は6度。快晴。最高のマラソン日和。
 どこも故障はない。調子も上々。とはいえ42kmは長い。マラニックと捉えれば楽だができるなら気持ちを緩めたくない。
 『さぁ、まずは完走できるか。
  制限時間は5時間。これは大丈夫だろう』
 『キロ6分だと4時間13分。これはクリアできるか?』
 『サブ4できたら、なかなかじゃないかな。
  できるだろうか?』
 そんなことを考えながら、まずは平坦な最初の10kmを走りだした。


▲距離調整の折返しで選手はすれ違う

 御嶽西山麓の水脈を集めて飛騨川へと注ぐ小坂川を右に見て、落合の交差点へと向かう。この辺りは人家の並ぶ地区で、沿道から住民の応援を受けた。ロードは車と共有状態ながらも、交差点など要所要所では警察がランナー優先の交通整理につとめてくれていた。落合の交差点を折れて距離調整のために設けられた湯屋区の折返しコースに。すぐに先導車のあと、先頭集団が反対を駆け抜けていった。
 最初の平坦な10kmをセーブしないと後半もたないだろう。おさえ気味に走って、10km地点を49分で通過した。ここから15km、登り主体の道だ。

 人家は消えて、山襞に沿って右に左にとカーブの続く道になった。通る車もそう多くはなく、左側通行を守っていれば危なくはない。少しでも距離を減らそうとアウトインアウトのラインを取る走者もいるが、車が来ないことを見極めてのうえでないとランナーを気遣ってくれている車に対して迷惑となる。
 左側通行厳守は開会式でも注意があった。だいたいにして守られていた。
 競争相手が過去の自分である私のようなランナーは、左側通行を守ってのタイムでいいのだから、何も無理することはない。


▲御嶽パノラマラインを駆けて

 走っていると、小さな滝があったり、湧水が土手を流れている箇所があったりした。水で頭を濡らしていく走者がいた。そういった天然のエイドもあり。
 10km→15kmを30分。エイドは10kmから先に5キロごとにある。早めの給水を心掛け、40kmを除く全ての地点でスポーツドリンクをいただいた。
 15km→20kmを32分。そこそこ余裕があった。ちょっと追い込みが甘いのではないかと思う一方で、フルはこれぐらいでないと最後まで持たないという経験の戒めが一方にあり、ペースを掴みあぐねていた。初参加の私は当然だが、たとえ参加回数を重ねても、このコースを全域に渡ってベストなペース配分で走り通すのは難しいと思われる。

 20km→25kmを36分。登りに喘いでこの区間はキロ7分を超えた。
 25kmを超えて御嶽山が見えた。山頂は縞模様に冠雪していた。さすが御嶽山と頷かせる堂々の貫録である。
 最高の借景が、青空のもと、美しく望まれた。初参加でこんな天候に恵まれた私は幸運なのだろう。
 御嶽マラソン、素晴らしい!
 毎年参加するつもりでいた「かっとび伊吹」と「よさの大江山登山マラソン」に、諸々の理由にて今年は参加しなかった。「かっとび伊吹」は少なくとも90分を一度は切ってから、「よさの大江山登山マラソン」は一度は晴れの日に走ってからにしたいと思ってはいるのだが。
 しかし、この日私は「毎年必ず出たい大会」を新たに得た。この御嶽マラソンだ。開会式で連続参加者が表彰されていた。十年のち、私もそこの一人となっているかもしれない。  <つづく>


▲麗しい秋の一日、御嶽山を見る




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Last updated  2009.10.15 20:33:48
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