misty247

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2011.05.29
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テーマ: 点字・点訳(23)
カテゴリ: 点字・点訳
 触読において点字は、凸位置を識別するものではなく、字面の存在を感じ取るものらしい。
 混雑の中を歩いている時、視界の隅にふっと入っただけの人。その人が、ごく親しい間柄の人だった場合、ほとんど見てもいないのに『あれ? 今の人、もしかして』と、見過ごすことなく、識別できてしまうときがある。
 大勢の人が流れ歩いていくなかで、なぜ見分けられたのか、自分でも不思議でしかたない。体型と、髪型と、姿勢と、服装と、動作と、雰囲気。(6点にあわせて、6つあげたが)これら個々がどうだったから、という判断ではなく、すべてをひっくるめた「存在感」を嗅ぎとっている感じ。動物の本能だろうか。

 点字を撫でながら思う。
 『トレーニングすれば、スラスラ読めるようになれるのかな』
 指先の1cm四方の小さな中に、信じがたい能力が潜在している。これは「希望」だ。ならば、未知な脳の中には、どれほどの希望があるだろう。自分の限界を決めつけることの、つまらなさを反省しよう。  <つづく>





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Last updated  2011.05.29 13:14:04
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