misty247

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2011.06.01
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テーマ: 点字・点訳(23)
カテゴリ: 点字・点訳
 前回はまちがった。
 「こんにちは、せかい」ではなく「こんにちわ、せかい」だった。

 「お父さんは中国へ旅行中です。」のかな文は、
 「おとーさんわ ちゅーごくえ りょこーちゅーです。」となる。
 小学校低学年生のおかしがちなミスと誤解されそうだが、助詞の「は」と「え」は、発音どおりに書く。ウ音便は長音符に。この程度の変換なら、パソコンでなんとか処理できそうだ。しかし、分かち書きの処理となると、ちょっと難しい。

 分かち書きというのは、意味が分かりやすいように、適切な位置に空白を挿入する処理である。
 「すもももももももものうち」とあれば「すももも ももも ももの うち」
 「うらにわにわにわにわにわにわにわとりがいる」とあれば……というような難しいことをさせるのではなく、もっと単純なこと。

 「野菜ジュースとウーロン茶と炭焼珈琲をください。」とあれば、

 テキトーに空白を挟めばよいというものではなく、ルールがある。このルールはシンプルなのだが、実際に、様々な文章に適用してみると、やっかいなことになってくる。
 「塩ラーメンと醤油ラーメンと味噌ラーメンをください。」
 「しおらーめんと しょうゆ らーめんと みそ らーめんを ください」
 塩ラーメンは続けるのに醤油ラーメンを分けるのはなぜか?
 シオが2拍でショーユが3拍以上だから。ならミソはなぜ分けるかというと、シオが和語でミソは漢語だから。
 人間でも『?』なことを、パソコンにさせようというのだから、「分かち書き」の難しさ、察しられよう。

 さらに前段階の、漢字の読み方で、匙を投げたくなる。
 「私は一昨年から日本の蓮を描いています。」をどう読むか?
 「わたしわ いっさくねんから にほんの はすを えがいて います。」
 なにも悩まずスラっと読んだ人は、点訳に向かないかもしれない。
 「わたくしわ おととしから にっぽんの はちすを かいて います。」

 『そんなの分かるわけないじゃん』
 それでも処理をまかされたコンピュータは、なんらかの基準や推測でもって判断し、答えなければならない。

 このように点訳は、パソコンで自動処理できるものではなく、人による校正作業が省けない。  <つづく>





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Last updated  2011.06.01 18:05:10
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