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来月22日は日本でも皆既日食が見られるというので、世間もけっこう盛り上がってきてる。ウチも、子供と観察しようと、日食メガネとやらをいくつか購入した。昔は黒の下敷きなんかで観察してたけど、それはやっちゃだめらしい。紫外線と赤外線、特に赤外線が目にダメージを与えるので、それをきちんとカットしないとダメみたいね。今日は天気も良かったので、デジカメで太陽を撮影できるか試してみた。カメラ用のNDフィルターは持ってないので、日食メガネをレンズ前に取り付けて撮影。これはガラス製のメガネ。これで太陽を見るとちょっとまぶしい。きちんと光線カットできてるの?って感じ。とりあえず、チャレンジ。うまくピントが合わないのか、ガラスの特性が悪いからなのか…。もう一つのプラスチック製のメガネでも撮ってみた。やっぱ、ちょっとボケる感じ。カメラがマニュアルのピンと合わせが出来ないFZ-5なので、はっきりはわからないけど、まあ、このへんが限界かなぁ。一眼は、怖くて使えないしねw。NDフィルターはもう、値段が高いのしか手に入らないからなぁ。日食だけの為に1万円とか2万円とか、使えないも~ん。
June 28, 2009
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昨日、久しぶりに学生時代の友人と飲んだ。自分はお酒をほとんど飲まないので、飲みに行くことがほとんどないんだけど、この面子なら行く!楽しいお酒を飲んできました。で、その面子の一人、Gさんにまたまたもらっちゃいました。1/700艦船模型の作り方 ベーシック編―Takumi明春の1/700艦船模型“至福への道”其之参1/700艦船模型の作り方(ベーシック編)今回はベーシック編というだけあって、「こんなモノが必要です」というところから説明してくれてる。接着剤の商品名からその使い方まで、キッチリ書いてあるのでわかりやすい。素組みのプラモデルが、いかにしてディテールアップされていくか、ほんとにその通りに作業していけるかどうかは別にして、なんとなく自分でも出来そうな気分になっていくよね。タミヤの1/700阿武隈、買おうかな~とかいう気持ちもちょびっと出てくる?手先をかな~り使うので、ボケ防止にもなるのかなー。ちなみに、京都の駅前近くで飲んだんだけど、お店から出たところから、京都タワーがきれいに見えた。あんまりこの角度からじっくり見たところないよな~。天気が良かったので、きれいに見えたのかな?
June 27, 2009
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ザ・万歩計小説ではなく、エッセイ集。小説家を志したきっかけや、デビュー前に行っていた外国旅行について、あるいは日常生活でのエピソードなどが面白おかしく綴られている。やっぱり、面白い作品を書く人のエッセイは、面白いね。何気なく書かれてあることなんだけど、いくつかはツボにハマって爆笑しちゃった。よく考えると、誰でも遭遇してるような日常なんだろうけど、受け止め方が少し、常人とは違うのかなぁ。昔、「まんが偉人物語」(みたいな題名)のアニメのエンディング(だったと思う)の歌詞に、「同~じ人間、同~じ地球、同~じ空気~、見ている物が~、してることが~、変わってるんだなぁ~」(たぶんこんな感じ)てな歌があったと記憶してるんだけど、まさにそんな感じ?ごく普通のことなんだけど、著者の目と脳を通して文章になると、一風変わったモノに変化しちゃうんだろうな。ダウンタウンの松本人志の「スベラナイ話」みたいな感じ。まあ、あれは完全にすべってる人もいるけどね。見てるこっちの好みもあるとは思うけど、芸人の技量がわかるよね。話の上手な人は少々すべり気味でもうまく話をまとめるし、話も下手で面白くもない人はまったくウケてないし。逆に、完全に話の内容的にはすべってるのに、それがウケてる人もいるし、面白い。あまり関係ないけど、著者も「ごっつええ感じ」世代のようなので、なんとなく納得できるなぁ。「夢で逢えたら」の話題まで出てくるあたり、どっぷりつかってたな、というのが良くわかる。いまだに、見ててあれだけ馬鹿笑いできる番組も少ないもんね。学生時代の、良き思い出ですなー。
June 27, 2009
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ウチに越してきたときから植わってたアジサイ。自分はハイドランジアの方が好きなんだけど、といって抜くのもなんだかねー。適当に剪定してるので、そんなにたくさんは咲かないけど。フェイジョアの花。花びらが食べられるという、ちょっと珍しい果実の花。実はほとんど生ったことがないし、一度だけ食べたことあるけど、ブブー!でした。鉢植えはやっぱだめだね。この花びら、子供が好きで、これもしっかり食べてました(笑)。甘くて美味しいんです、ほんとに(アリがたべにくるからね)。
June 25, 2009
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風に舞いあがるビニールシート直木賞を受賞した表題作を含む、短編集。森絵都さんと言えば、「DIVE!」である。ってくらい、「DIVE!」は大好きな作品なんだけど、この短編集も良かった。実は短編は苦手なんだけど、いい作品はいい。それが実感できた本だった。自分が好きなのは、しょっぱなの「器を探して」。シルヴァスタインの「ぼくを探しに」とダブらせるのは少々考えすぎだろうけど、題名を見てなんとなくそういうイメージで読んじゃったんだけどね。直木賞受賞の表題作品はそれはそれですごいなと思ったけどね。短い作品だから、徹底的に無駄をなくしていって、それでいて一つの作品として完結させるっていうのは短編の常なんだろうけど、ホントにそれを具現化したっていうか、そんな「すげえ!」と思わせるものだった。けど、自分としては「器を探して」みたいな、ちょっと遊び心のある、そういう作品が森絵都さんらしくて好きです。最後のシーンでも、「おいおい、この先どーなるんだ!?」って感じで、想像力フル回転モードで、楽しいねぇ。あまりシリアスすぎると、読後が疲れるというか、考えすぎるというか、「誰か癒してくれぇー」と叫びたくなっちゃうもので。この短編集は、癒される作品と考えさせる作品がうまくミックスされてるので、そういう意味では良かったかな。作家の懐の深さも感じられた本でした。
June 24, 2009
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昨日、実家の駐車場で、いきなり蜂が何匹か頭の周りに急襲してきた!ビックリして振り払い、退避したけど、耳と指をちくっと刺された。何事かと思ったら、カーポートの下に、アシナガバチの巣が…。結構な大きさだなぁ…。い、いつの間に…。しょうがないので、アース撒いて退治しました。蜂は益虫なんだけど、この場所はまずいでしょ~。
June 21, 2009
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梅酒の季節ですが、うちにはとっくに飲み干した梅酒のビンがいくつか…。中には当然、漬かりきった梅がいっぱい。本来はさっさと実は出すべきなんだけど、めんどくさいのでそのまま。なんとなく、その気になったので、梅ジャムを作ってみた。ネットで調べて見たら、水を使わずにそのまま煮て作るやり方が見つかったので、それでやってみた。二十個ほどの実と、梅酒を少々。砂糖はお好みだけど、少なめで大さじ二杯程度。とろ火で煮詰めていく。柔らかくなってきたら、木ベラでつぶしていく。それだけ。見た目、あまり美しくないけど。匂いはたまらん!ただし、アルコールは相当残ってそう。子供が「美味しそう!」と、やってきたけど、これはムリですなぁ~。まだたくさん実は残ってるので、今度は水で煮出す作り方やってみよっと。
June 20, 2009
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新世界より(上)新世界より(下)分厚いハードカバー上下巻の本だけど、テキスト量としてはそれほどでもないので、割とスムーズに読める。Gさんオススメの本ですが、自分はもうひとつ、しっくりこなかったかなぁ。出来はいいと思う。発想もなかなかいい。ただ、ちょっと無駄が多いというか、書くべきものを絞りきれてない印象がある。博物学的な描写が多々出てくるけど、そんなに書かなくてもいいだろうというところが一つ(ミノシロの語源とかね)。自分はそういうの好きなので、読み込んじゃうんだけど、苦手な人は閉口するよね、たぶん。それに、読んだら読んだで意識がそっちに行っちゃって、本筋から一瞬外れてしまうので、あっち行ったりこっち来たりと散漫な感じがするんだなぁ。本筋のストーリーを書きたいのか、この世界の成り立ちを書きたいのか、ターゲットが絞りきれなくて、本筋に没入できなかった感があるのが残念。あと、「呪力」に関して。きっちりと科学的な説明をなそうとして作品を構築しているのは評価するけど、少々無理が目立つ。どうしても矛盾する部分が出てくるし、読んでても「ちょっとこれはおかしいんじゃないの?」と思ってしまうので、違和感があるね。この作品の一番大事な部分だからね。重要なシーンに全て絡んでくるのがこの「呪力」だから、その場面でやたら無理やり説明的な「~だから、こうなった」みたいな使い方されても、なんか納得できないでしょ。大体、不浄ネコというモノが出てくるんだけど、それって「き死機構」と矛盾してない?してると思うんだけど。命令下す人死ぬよね。そもそも、不浄ネコが可能なら、もっとパワーアップ版を用意しておけば悪鬼なんか怖くないと思うんだけど。そうなると、この作品世界の成り立ち自体が根底から否定されるわけだからね。なんか、そういうところが最後まで納得できずじまいでした。まあ、普通は「呪力」なんてものは雰囲気で「えいや!!」っと使うもんだから、それを「きちんと」使おうとすると、相当無理はあって当たり前だけどね。正面から捉えて、これだけの作品を書いてしまうこと自体がスゴイことなんだけど。まあ、なかなか面白かったと思う。作品のつくりとしては、それとなく謎な部分を残しつつ、この先どうなるかという興味を抱かせて読ませていくという、ドキドキ感の大きいもので、最後までグワッと引っ張っていくところは非常に上手。とにかく、仕掛けで読ませるタイプの作品かな。仕掛けと作り込み。そういうのが好きな人は、けっこうはまるかもしれない。最後に、自分がいまいちと感じた最大の理由。キャラクターに魅力がない。設定が安直過ぎる。中学生の五人組を作るとすれば・・・秀才タイプで心の優しい美少年、気の強い万能秀才美人、なんでもそつなくこなす腕白少年、ちょっと出来の悪いひ弱系の少年、特にぬきんでた部分のないまじめタイプの女の子、でも実は一番すごいんです・・・みたいな?なんか、「どうでもいい」みたいなキャラ設定としか思えん!確かにキャラ中心の作品ではないかもしれないけど、ここまでキャラが平凡だと、感情移入のしようがない。「このキャラの平凡さは実はわざとで、何かスゴイ仕掛けがあって途中で大どんでん返し!みたいなものが用意されてるんじゃ…」と思いながら最後まで行ってしまったからなぁ。まあ、珍しく書き込んでしまったけど、それだけ期待するものが大きかったというのと、出来もそれなりにすばらしかったというのがあって、「もったいない!」と思う部分がたくさんあったってことです。他の作品も、機会があったら読んでみたいですねー。
June 19, 2009
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プリンセス・トヨトミ面白い!ほんとに面白い!久しぶりに痛快な作品を読んだって気分。人に薦められて読んだんだけど、これははまった。見事にツボにはまった。ほんとは、Gさんオススメの「新世界より」を読み終えたので、それを書くつもりだったんだけど、続きで読んだコレのインパクトがすごかったので、こっちを先に書いちゃった。奇想天外な話なんだけど、それを見事に破綻なく書ききっている。まさに「そんなアホな」って話だけど、大真面目に書いてるところが痛快。どういうオチをつけるんだろうか、と興味津々だったけど、大満足。「ありがちやなぁ」とか「都合よすぎるやろ」とか言う人もいるだろうけど、自分の場合はストンと気持ちよく落ちてくれた感じ。このオチのための伏線がきれいに配置されてて、クライマックスのところでは今まで読んできた内容が走馬灯のように浮かんでくる。まあ、これはちょっと言い過ぎだけど(笑)。それくらい、素直に読めたってことです。大阪の町並みがよく描かれていて、くどさがなく自然なところがいい。情景描写もストーリーの一部に溶け込んでいる感じで、そういったところにも作者の筆力が出ている気がする。とにかくキャラクターがいい。こういう作品ではキャラクターが命だろうけど、出てくるキャラクター全てが愛すべきキャラばかりで、まさに自分好み。これはオススメですなぁ。紹介してくれたKさんにはホント、感謝感激です。痛快な作品を求めてる人は、是非!読むべきでしょう!
June 17, 2009
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珍しく、嫁さんがパンを作ると言い出した。クックパッドで簡単一時間で出来る、もちもちベーグルのレシピを見つけてそれを作ることに。めんどくさい発酵なんかを省略できて簡単に作れるみたい。ベーグルって言うと、焼く前に茹でる必要があるので、めんどくさいと思ってたんだけど、そんなことなくて、茹でるのも一分くらい。自分はこねるのを半分ほど手伝って、最後の形を作るのは子供も手伝った。初めての作業で、うまく出来るものなのかなぁと半信半疑だったけど、焼きあがってみると、ちゃんとベーグルだったw。ちょっと水が足りなかったのか、うまくまとまらなくて、形は良くないけど、確かにもちもちでしっかりとした味だった。子供も大満足で、「美味しい!」と喜んでた。今回は始めてだったので、プレーンで作ったけど、紅茶とか抹茶とか入れても美味しそう。意外に簡単に作れるので、これはおすすめだなー。
June 14, 2009
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いよいよ梅雨。カビの季節だ。カビといえば風呂場。壁のカビは掃除できるけど、天井は漆喰系なんで拭き取り出来ない。で、年に一回くらいペンキを塗ることにしてる。ということで、本日、朝からペンキ塗りをした。天井周りと、シャワー水栓のあたりだけかるくマスキング。壁際と換気扇周りだけ筆塗りして、あとはローラー塗り。作業前。どうしてもカビがはえて来るんだよねぇ。床にはブルーシート。絶対、ペンキが落ちるから。塗り始めたらあっというま。作業後。きれいな天井は気持ちいい。しかし、相変わらず「一人で勝手になんかやってる」って扱いだなー。そんなもんなのかねぇ。別に、自分の為にやってるわけではないんだけどなぁ。他にやりたいこといっぱいあるんだけど(自分の事ね)。
June 13, 2009
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用もないのに「サウスバウンド」「空中ブランコ」などの著作がある、直木賞作家のエッセイ集。北京オリンピックの野球観戦に始まり、四国のお遍路顛末まで、スポーツからジャズ、ロック、果ては絶叫マシンまで、取材と称して行きたいところへ行って、それについてのエッセイを書いてるようです。好きな作家が書いてるエッセイなので、面白いのは当たり前なんだろうけど、こういうエッセイを読むと、作家本人の素顔がわかってくるので、なお面白い。まあ、中には「知りたくなかった・・・」って場合もあるんだろうけどね。けっこうハチャメチャなおじさん(それほど年も変わらないのだが)というイメージはまあ、あってると言えばあってるのかな。「空中ブランコ」の伊良部のイメージに近い?やっぱり、ああいうキャラクターは作家本人か極めて近い人物の投影なんだなぁ、と思ってしまいました。エッセイの内容的には、遠慮なく文句を言いまくるってところもあり、根っからのプロ野球ファンでもあるようだけど、北京オリンピックに関しての毒舌は笑ってしまった。現地へ行った人ならではの北京裏事情なんてのもあって、野球に興味のない人でも面白いと思う。個人的には、「フジロック編」が興味深かった。洋楽ロック関係の嗜好が若干年代的にかぶってるところもあって、「おおっ!この面子なら行ったら面白いだろうなぁ」って感じ。ま、ウチの嫁さんが完璧にアウトドアとサバイバルが駄目な人なんで、ソロで突撃するとなればあと10年くらいは行けそうもないけどね。10年もたったら、それこそ知ってるアーティストなんて出そうもないんですけど・・・。複数の雑誌に書いたエッセイを一つにまとめたということもあり、年代が2004年から2009年までばらばらで、年代順にも並んでないため、若干「んんっ?」てところがあったのが残念。やっぱり、エッセイは新鮮なうちが美味しいもんね。
June 10, 2009
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自動車工学誌にて、高斎正氏が毎月2ページの記事を書かれてるんだけど、自動車に関わる色んな事柄を色んな角度から書いてあって、その博識振りには感心してた。今月号では水素エネルギーついて書いてあって、簡単に言えば、「水素は無公害で無尽蔵のエネルギーと言われているが、本当にそうなのか?」ってこと。念のために言っておくと、氏は決して批判的な論調で書いてるわけではない。このブログ内の内容はあくまでも自分がそう受け止めただけだってことを前提に読んで欲しいけど、水素を得るためには水を電気分解しなければならない。それに要する電気は何によって作るかっていうと、もちろん発電所なわけだから、そこで発生する二酸化炭素もあるわけだし、化石燃料やウランなんかも消費される。現在の無公害自動車(電気自動車も含む)についての色んな話にはその部分がすっぽりと抜けてる、ということを理路整然と指摘してある。もちろん、こういったことは既に色んな場所で物議をかもしているはずなんだけど、公の場にはなかなか出てこない。自分の愛読してる「オールドタイマー」なんかでは違う形だけど、国の自動車政策についての批判がよく見られるよね。自動車メーカーのスポンサードで成り立ってるような雑誌やテレビでは絶対に載せられない内容だけど。まあ、わかってる人は当たり前のようにわかってると思うんだけど、マスコミが報道してることは決して真実ではないよね。真実を基にはしてるけど、そこに人手を介する以上は何らかの恣意的なモノが入るし、それで商売してる人はそれを利用しようとするのが当然なわけで。今みたいに、ネットワークで簡単に情報が伝達される世の中だと、ますますその情報に対して責任を取らなくていいというような内容が増えてくるから、利用する我々もその情報を精選する能力が必要になってくるねぇ。なんか、こんなことを書こうと思ってパソコンに向かったんじゃないんだけど(苦笑)。高斎氏の記事を読んで、さすが、文筆業の人が書くとこうなるのか~と感心したってことを書きたかったんだけど。あと、色んな文化人が車に関わった仕事をしてると思うんだけど、その人たちもこういうことはわかってるはずなんだよね。どうして、政府のごまかしの先棒を担ぐようなまねをするんだろう。文化人としてのプライドがないのかなぁ。「モータージャーナリスト」とかね。とまあ、こんなことを書いてるけど、決してアンチハイブリッドとかではないですよ。正直、許しが出ればインサイト欲しいし、150万円くらいで電気自動車が発売されれば買いたいという気もある。主に深夜電力での充電だから、電力消費の罪悪感も少なくてすみそうだし(笑)。原発にしてもそうだけど、もっといいところと悪いところを公の場で正々堂々と議論したほうがいいのになぁと思うだけ。いつまでたっても、この国では国民がバカだと思われてるんだよなー。
June 6, 2009
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容疑者Xの献身言わずと知れたガリレオシリーズの一冊。素直に面白かった。最初、もう少しどろどろした展開になるのかと思ったら、あっさりと殺人が起こったのでほっとした(?)。特にこのシリーズは謎解きがメインということもあるんだけど、ミステリーのどろどろした人物関係が好きじゃない自分としては、ほんとに安心して作品に没頭できた。さらに言えば、今回はキャラクターの書き方がうまいと感じた。石神というメインのキャラがいるんだけど、喜怒哀楽に乏しい設定であるこの石神の感情の動きをよくここまで書けたなぁと感心する。やっぱり東野圭吾ってすごいんだなーと、なんか、売れっ子ミステリー作家ということだけで敬遠していた自分が恥ずかしい・・・。ガリレオシリーズとか、最新刊しか読んでないし、他の作品も読んでみよう。読書って、こういう発見=楽しみがあるからやめられないよねぇ。
June 5, 2009
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中原の虹(全4巻セット)前々から読もう読もうと思っていたんだけど、やっと読みました!すばらしい!!自分などが評するというような次元ではないので、それしか言えない(笑)。いやぁ、好きだなぁ。「蒼穹の昴」の続編だったんだね。そうとわかっていれば、もっと早く読んだのに。全四巻なんだけど、二巻の後半で早速泣いてしまった。感動して泣ける作品ってなかなかないよねぇ。あまりの感動に、三巻を読む前に「蒼穹の昴」を再読してしまった。まあ、正直言うと、あまりの登場人物の多さに、しかもその多くが主役級というすさまじさに、さすがにページが足りないんじゃないか?という作品構成に思えるんだけど、ただひたすら「もっと続きが読みたい!」という欲求からくるんだろうな。十巻くらいは欲しいね。四巻構成だけど、読みやすさ優先からか、ページあたりのテキスト量は控えめなので、実際は上下巻程度の文章量でしょう。浅田次郎氏の作品を読むと、いつもそうだけど、明日への活力が湧いてくるね。自分が本屋の店員なら、こういう作品を薦めるけどなぁ・・・。最近の「本屋大賞」は、どうもビジネス臭くていかんね。「売れなさそうだけど、ぜひ読んでもらいたい!」そういう作品のための賞かと思ってたのにねぇ。
June 3, 2009
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