とりあえず・・DIYで行こう!

とりあえず・・DIYで行こう!

December 2, 2015
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以前から少し調子が悪かったのだが、とうとうエンストしてしまった。

顛末はこうだ。
普段は嫁が乗っているのだが、20kmほどの距離を走った後、信号待ちからの発進時に「ガクガク」っとなることがあると言い出した。
症状から推測すると、ATのジャダーか点火ミスによる息継ぎあたりだろう。だが、自分が乗る時には症状が出ず、色々と忙しかったこともありほったらかしにしていた。
が、ある日とうとう走行時にエンジン回転が急激に上がるのに速度が出ないという状態になり、ディーラに担ぎ込まれてしまった。
その時は「点火コイル不良」の診断が出て、コイルの交換となった。
47000円の修理代・・・痛いなぁ。

それで完治したと思っていたのだが、三日ほどたってから今度はエンストしてしまった。もちろん嫁が運転中、しかも街中の交差点で・・・。
「エンジン止まった!エンジンかからない!!どうしよう!!」

「かからんて、ほんまか?もう一回やってみ!」と言うのだが、
「キーが回らない!!!」と仰る。
いや、それはシフトレバーをパーキングに入れてないやろ、と思うのだがもう完全にパニくってるので、
「ディーラーのすぐ近くやろ?電話して積載車で来てもらえ!」と伝えて一旦電話を切る。
その後、二転三転して結局ディーラーが代車を積んでやってきてなんとかなったのだが・・・。

おい!!こないだ修理したばっかりだぞ!!
という怒りは当然あるのだが、違う原因で不調が連続して起きることは間々あるということを良く知っているので怒る嫁をなだめて、再びディーラーへ入庫となった。

だがしかし、いつまでたっても修理完了しない。
どうもエンストが再現しないうえに、フォルトコードも残っていないようで原因が絞り込めないようだ。

結局、3週間もの間預けていたのだが原因が分からないということで戻ってきてしまった。
・・・調子が悪い程度ならまだしも、エンジンが止まるというのはえらいことである。エンスト経験者である嫁は完治するまでは乗りたくないと仰る。当然だ。

しかし困った。ディーラーが匙を投げてしまったものをどうしろというのか。

ディーラーの見解としては、エンストということなら燃料コンピューターが怪しいとのこと。実際にここが駄目でエンストする車もあったらしい。
だが値段は25000円もするものだから、見当で交換するわけにも行かないと言う。
しかし、今回のエンストに関しては燃料系では無さそうな匂いがプンプンなのだ。以前から調子が悪かったのはアイドリング中にハンチング症状が起きていたということなのだ。で、今回エンストする際にもこのハンチングが起きて回転が1300回転くらいまで上がってから落ちていく時にそのままストンと止まってしまったのである。
これってスロットルとかその辺りじゃないのか?


おいおい、じゃあハンチングの原因を調べてくれよ!!
燃ポンではハンチングはしないと言う。
水温センサーかも・・・とか言うのだが、アイドルアップするなら分かるがそれでハンチングするの?と聞くと、無いですかねーと仰る。

もういいよ。おたくらは当てにしません。

色々と調べてみると、確かに燃料コンピューターの故障も多いようだ。
で、コンピューターも対策品らしきものに変更されているようで、オークションには古いものばかり出品されている。だが、中華ネットショップで純正対策品がかなりの安値で手に入れられそうだ。
まあ、これは次善の策として後回しにしておく。
一番怪しそうなのはスロットルボディとEGRバルブ。
スロットルはカーボンが付着しやすいようでコテコテになっていれば今回のような症状が起きてもおかしくない。
EGRは以前この関連でチェックランプが付いたことがあり、その時は異常無しで戻ってきたが、今回調べてみるとここの故障も非常に多いようだ。めちゃくちゃ怪しくないか?
もちろんディーラーにもこのことは言ったのだが、EGRは考えにくいですねーとあっさり流されているのだ。
・・・なんだか調べれば調べるほどディーラーへの不信感が募っていく。
全くやる気がないんじゃなかろうか。コイルのときも全く試運転もせずに納車されたし、エンストのときの嫁への問診もほとんどしなかったようだし、普通では考えられない対応だ。

まあ、仕方がないのでしばらく通勤で乗ってみたが、確かに全く症状は出ない。ハンチングはそもそも一時間程度運転しないと出なかったものなので、15分の通勤程度では全くでない。
しかし、先日、嫁が遠出をするのでどうしてもトゥーランに乗るというので、仕方がないので運転手を買って出たのだが・・・
出ましたハンチング!!
ちょっとした渋滞でゴーストップを繰り返すと出るんだ、これが。
「出たなー」
「出たね」
と言いながら運転してると、止まったよエンジン。

隣で嫁が息を飲むのが分かる。

が、前回エンスト時も再始動は容易だったとディーラーからは聞いていたので、ここは落ち着いて一旦パーキングに入れてキーを抜き、再びエンジン始動。
あっさりとエンジンはかかってくれた。
そして、ここで待望(?)のチェックランプが点灯してくれたのだ!

「大丈夫?大丈夫?またディーラーに行く?」
と、嫁はしきりに聞いてくるが、ちょうど帰路についていたこともあり、そのまま真っすぐ家に帰ることにした。少し走れば渋滞も抜けるし、あとはバイパスをかっ飛ばせばいいだけだ。
アクセルを踏んでる限りはエンストしない。やはり燃ポンの線は薄いな。

なんとか無事に帰宅して、さあ、フォルトコードを確認しようではないか。
こんなこともあろうかと、秘密兵器のOBDアダプターを手に入れておいたのだ。

紹介しよう、ELM327君だ。


【送料無料】超小型★ELM327 OBDII(OBD2)スキャンツール 診断 ELM327 Bluetooth ブルートゥース スキャンツール テスター コンピューター

たった1500円のコイツで、車載コンピューターの色々な情報をスマホやタブレットに無線で飛ばすことが出来るのである(自分はamazonで購入)。
もちろんフォルトコードも確認できるし、リセットも出来るという。
マジか?マジなんです。
アプリは定番のtorque pro(有償版)である。

早速起動させて接続、コードを読み取る。

トルク2.jpg

読み取るのにしばらく時間がかかるが、1分ほどで読み取り完了。
でた!!

トルク1.jpg

「P0400」
やっぱりEGRやん!?

ネットで調べてみるとディーラーコードではもう少し細かく出てくるようで、閉じる方か開く方かもわかるらしい。だが、エンストするということからすると開く方だと考えられる。
もちろん、これだけでEGRが原因と決めるのは早計である。が、このフォルトが出たということは、開くべき時に開かなかったかその逆をセンサーが感知したということだと思うので、原因の一端であるとしてトラブルシュートすべきだろう。

とりあえず怪しいEGRバルブを交換するべきか?
しかし、お値段は驚愕の5万円超え・・・。
嘘やろ?

ここは中華ネットショップか!と探してみるも、中国では負圧制御のバルブしか見つからない。これはあれか、お国柄、排ガス基準が極甘だから電子制御する必要がないということか?
そもそもEGRは排ガス制御装置で、排ガスを燃焼室へ戻すことによって燃焼温度を下げて排ガスをクリーンにするというもの(だったはず)。
極論を言えばバルブなんて閉じっぱなしでもいいわけで、装置を殺してしまえば今回の不調も納まるかもしれないのだが、そうするとおそらくチェックランプは点きっぱなしになるだろうからそれはマズいということだ。

困った。
e-bayを探してみると、125ユーロで販売されているのを発見。しかし送料込みだと150ユーロとなり、関税や消費税をとられた場合、31000円ほどとなってしまう。
ヤフオクで同等品が34000円で出品されているので、ここは悩みどころだ。

今回はこれまで。

実を言うと故障はこれだけに止まらず、トゥーランはもとより、ランクルにまで飛び火していくのであった・・・。

誰か助けてくれー!!









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Last updated  December 2, 2015 09:22:38 AM
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ますますむさい@ Re:マフラー制作の準備(11/04) 謹賀新年。今年もDIYに精進されるかねw
みすたけ99 @ Re[1]:「ランクル70」 マフラーフロントパイプの交換(05/28) やんかなさんへ ブログをしばらく放置し…
やんかな@ Re:「ランクル70」 マフラーフロントパイプの交換(05/28) 今回の記事を参考に読ませて頂きました。 …
よじまる@ Re:GSR250 キースイッチ不良でエンジン始動せず・分解清掃(10/20) 大変参考になりました。自分はキーシリン…

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