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神坂俊一郎

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Feb 14, 2011
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カテゴリ: 日常
我が家に戻って以来不調で、昨日はほぼ一日中寝込んでいましたので、更新が遅れました。
今日はそれでも東京に仕事に行って、少し落ち着いて帰宅したら、愛猫ミトラが私の頭の上を見てニャーニャー鳴いていました。
何時も思うのですが、彼らには何が見えているのでしょうか。

さて、時とは、とんでもない命題です。
54年生きてみてわかってきたことがいくつもあるのです。
私には、遠い過去の記憶があります。
これも、不思議な時です。
しかし、そんな過去の時以上に、今の自分の人生の時において、時は不思議な役割を果たしていることが経験ができました。
以前に書きましたが、私には臨死体験があります。

臨死体験とは不思議なもので、時を戻すようなものだったのです。
実際、私が助かったのは、奇跡以外の何物でもありません。
これも、一つの時の体験ですが、この「時」の本当の意味は、別のことにあったのです。
不思議なことですが、私が覚えていたのは、縁側から落ちてから後のことだけで、数メートル落下し、頭を岩にぶつけてグシャッという感触があり、その後青い光の満ちた空間にいました。
それで帰ってきたわけですが、神様は、十分な時がたつまでその前を私に見せなかったのです。

約50年がたち、神様は、私が縁側から落ちたのは、母が突き落としたものだったことを教えてくれました。
もし私が最初からそのことを知っていたら、そのことを覚えていたら、思春期に母との関係を保つことができたか、自信がありません。
少なくとも、実際に過ごしてきたように冷静に母と対し続けることはできなかったでしょう。
私がそのことを思い出したとき、母は既に認知症でおかしくなっていました。
思い出したきっかけは、皮肉なことに、認知症で呆けているはずの母が、悪意の、憎しみのこもった表情を見せ、私が反射的に彼女を蹴飛ばした時だったのです。
あっ、これは50年前の反対だと記憶がよみがえったのです。

自分が殺そうとした息子の世話になっている母、まともなときはおそらく自分の行為を覚えていたのでしょう。
「息子にだけは世話になりたくない。それなら死んだ方がましだ。」と言いふらしていた母の、哀れな姿がそこにあったのですから。
因果は巡る、とも思いましたが、この経験があったからこそ、私は母が死んだとき、最後に感謝することができました。
深夜母の死体を前に過ごした30分の時、感無量とはこのことを言うのだと、私は教えられました。
泣くことはありませんでした。

同時に、神様にも感謝しました。
最高のタイミングで時を調整してくれたと。













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Last updated  Feb 14, 2011 11:45:55 PM
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Yoko@ Re:ヤマトタケル異聞1(09/21) ずうずうしくリクエストをしたYokoです。 …
Yoko@ Re:ヤマトタケル?2(04/19) 21日のご返信に気が付かず、ご返信せずに…
神坂俊一郎 @ Re[1]:ヤマトタケル?2(04/19) YOKOさんへ アメーバブログも確認したら全…
神坂俊一郎 @ Re[1]:ヤマトタケル?2(04/19) YOKOさんへ 既に発見されたかも知れません…

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