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神坂俊一郎

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Aug 28, 2021
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テーマ: ウィルス(31)
あっちっちの毎日が続きます。

当然ですが、新型コロナウィルスの話題に事欠きませんが、家畜の防疫にかかわった経験から、ワクチンと防疫の関係について恐ろしく誤解している人が多いことが気になりましたので、そのことに少し触れておきます。

家畜の場合というか、馬なのですが、毎年馬インフルエンザのワクチンを接種します。
これ、接種が義務付けられていまして、馬の場合、馬インフルエンザ、日本脳炎、破傷風の3種が必須となっています。
では、ワクチンの効果なのですが、ワクチンの常識として、病気にもよりますが、感染を完全に予防できるものではありません。
人間のインフルエンザがわかりやすいと思いますが、ワクチンを接種しても、結構感染します。
笑い話のような実話ですが、私、職場で無料で接種してもらえるまでインフルエンザのワクチンを接種したことはありませんでした。
それでも、もう10年前のことですが、ワクチン接種した人数名も含め、事務所の職員ほぼ全員が感染しても、私一人だけがかからなかったこともあったのです。
初めてワクチン接種した時も、一緒に接種した職員が3日後に感染したこともありました。


馬インフルエンザで言えば、1971年末に海外から持ち込まれて感染が広まり、南関東の地方競馬、関東のJRAを中心に約3か月間競馬の開催に支障を来たしました。
当時私はまだ中学生でしたが、社会人になってから当時を知る先輩に、「この時は、出張先で連絡を受けて、東京には帰って来るなと命令されたんだよ。」との話を聞けました。
でも、当時も日本はワクチンの手配は迅速で、3か月でほぼ全頭に接種を終えることができて、翌年以降は毎年接種することで、感染を食い止めたのですから、大したものでした。
次の流行が2007年で、この時は私は国際担当でしたから、世界的な視野から見ることができました。
その時は、どこから入って来たのかわからないまま、競走馬の全国的な交流が行われていたことが災いし、JRA、地方競馬とも8月から9月にかけて広範囲で競馬開催が停止されました。
しかし、ワクチンの効果は十分に確認することができました。
感染はしたものの、重症化する馬は皆無といってよいほどだったのです。
ところが、馬インフルエンザ、日本とオーストラリアを往復して種付けされていた種牡馬を通じてオーストラリアに飛び火しました。
日本での発生を受け、馬は検疫施設でストップさせたにもかかわらず、ウィルスは何故かオーストラリア全土にひろがり、清浄国だからとワクチンを接種していなかったオーストラリアの馬たちには甚大な被害をもたらしました。
ワクチンを接種していた日本の馬たちと違って、重篤な肺炎症状をあらわした馬も多く、安楽死措置となった馬も少なくありませんでした。
でもこの流行、馬は接触していないのですから、帯同した人間が持ち込んだとしか考えられません。

今ならウェブで出席というところでしょうが、当時はそこまでの技術はなかったのです。

と長々と馬インフルエンザのお話をしましたが、ウィルスのワクチンは、感染そのものを防止する効果は万全ではなく、感染の抑制と重症化防止のための接種であり、新型コロナウィルスも同じなのです。
つまり、私は既に2回接種を終えていますが、感染しないわけではありませんし、感染させる可能性もありますから、マスク着用と消毒は続けなくてはならないのです。
そのことは、ワクチンを先行接種しているイスラエルやイギリスの例を見ても明らかで、感染が再拡大しています。
むしろ日本は、隣国と違ってワクチンもいち早く確保していますし、感染拡大についても、拡大しつつも世界では最もうまく抑え込めている国の一つなのですから、政府が無策だと批判してひたすらに悲観的な報道をするのはマスコミの悪意であり、感染者も世界的に再拡大している現状ではむしろ優等生であり、特に死者数はけた違いに少ないという事実をきちんと報道するべきです。

それから、合理的に考えて、PCR検査はしないほうが良いと思います。
元々正確さから言って7割ぐらいしかない検査なのですから、結果がどうあれ、確率的には信用しない方が無難ですし、どうしても確定診断したい場合でも陰性と出ることも少なくないような検査は、やる意味がないと思います。
ですから、検査するよりも医療資源を温存して対症療法に比重を置き、ワクチンの輸送供給を含めて準備を整えてからはワクチン接種に注力している日本方式の方が、検査して抑え込んで当初はうまく行っていたように見えたものの、ワクチンを軽視して確保できずに結局防疫に失敗している韓国よりも正しかったとしか言いようがありません。
韓国については、異常に接種後に死亡している人が多いのですが、ニュースを見ている限り、普通の保冷バッグでワクチンを運んでいたり、輸送を極低温でやっていないように思われますから、その辺に問題があるのではないかと疑っています。

また、ワクチンを2回接種したらマスクは不要なんて大嘘ですから、自分が感染するしないよりも、他人に感染させて迷惑をかけないために、注意して生活してください。

ちなみに、ワクチン、私と妻はファイザー製でしたが、64歳と62歳の老人二人とも全くと言ってよいほど副反応はありませんでした。
ファイザーだけでなくモデルナワクチンでも、最近接種できた20~40代の若い世代の方が、2回目接種の後、接種個所の痛みがおさまらない、肩が上がらない、気力がなくなって鬱になった、38度を超える熱が続いた等の副反応をよく聞きます。
もっと若い10代は逆に平気なようですから、今回のワクチン、中年層の方が副反応が強いのかも知れません。
それでも、それしか対抗策はありませんし、アストラゼネカ製ワクチンで問題になった血栓も、コロナに感染する方が何百倍も危険との結果が出ています。
心配しないで接種を促進してください。

では、みなさま、新型コロナウィルス感染に十分注意しつつ、よりよい未来に向かって生活を送りましょう。

画像は、お庭のお花です。










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Last updated  Sep 4, 2021 09:00:42 PM
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Yoko@ Re:ヤマトタケル異聞8(10/04) 記紀とは違うヤマトタケルを興味深く拝読…
Yoko@ Re:ヤマトタケル異聞1(09/21) ずうずうしくリクエストをしたYokoです。 …
Yoko@ Re:ヤマトタケル?2(04/19) 21日のご返信に気が付かず、ご返信せずに…
神坂俊一郎 @ Re[1]:ヤマトタケル?2(04/19) YOKOさんへ アメーバブログも確認したら全…
神坂俊一郎 @ Re[1]:ヤマトタケル?2(04/19) YOKOさんへ 既に発見されたかも知れません…

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