レムリアからの転生旅行者

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神坂俊一郎

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Jul 14, 2023

猫と犬

テーマ：我が家の家族の一員・・ペット達(100)

カテゴリ：ペット

最初は、19歳まで生きたチャウチャウ犬のタロウの記憶で、猫は、黒猫が居たと言う記憶しかありません。
実は、私が生まれた時には大きな秋田犬も居て、何と、母がその犬を散歩させていて引きずられて転んだ拍子に破水し、私は8か月で早産したのですが、その犬の記憶は全くないのです。
スポーツ万能で自信過剰の母でしたから、犬ごときに引きずられるはずはないと馬鹿にしていたのだろうと思います。
しかし、家にその秋田犬のお墓がありましたから、チャウチャウのタロウの記憶がはっきりする１歳ごろまでの間に死んだものと推察はされるのですが、タロウも生まれる前から居た犬なので、何故秋田犬の記憶だけが全くないのか不思議です。
と、犬の話になってしまいましたが、猫も居たのです。
ただ、猫は、当時は外で飼うのも普通でしたし、家の中で可愛がらないとそんなになつかなかったでしょうから、その黒猫の記憶がはっきりするのは死んだ時でした。
その時も私はまだ2歳ぐらいですが、庭で死んでいたから、祖父が犬のお墓の側に埋葬したのです。
そのお墓が秋田犬のものだったことを認識するのは大分後ですから、猫のお墓の方が記憶としては先になります。

このクロ（安易な命名）は、とても賢い犬だったのですが、私にとっては悲しい？記憶につながります。
1歳半の頃から9歳頃までの間、私は母から毎晩のように殴る蹴るの虐待にあっていて、一度は臨死体験まで行ったのですが、母が私を暴行する時に、「クロが私の子よ。クロの方がずっと賢くていい子だわ。あんたは春日橋の下から拾ってきた子なのよ。」と怒鳴っていたのです。
ひどい話だなあと思うのですが、臨死体験の話で触れたように、神様の一員であろう転生をつかさどるイギギ様に助けてもらって、そう簡単には死なない体もいただけましたから、悲しいとも思わずに済みました。
祖父は、明治生まれで日本海海戦にも従軍した経験を持つ寡黙な人でしたが、犬や猫も黙ってかわいがるタイプでした。
祖母は、全てに天才の上宇部小町とうたわれた絶世の美女の女傑だしたが、彼女は天才の頭脳と絶対音感も持っており、動物の扱いに関しても天才だったのです。
ですから、彼女はどんな猛犬でも手なずけることができたのです。
犬のタロウも、彼女には従順でしたが、私のことはばかにしており、抱こうとしたら噛みつかれました。
その時の傷跡が今でも耳の後ろに残っていますから、後ろから首をねらって咬んだものと思われます。
首をねらって本気で咬んだとしたら、犬なりに殺意があったと思われますから、イギギさまからいただいた特別製の身体がなければ結構やばかったでしょう。
そんな感じで、犬の方はずっと我が家に居て、栃木に来てからも2匹引き取って2年ぐらい飼っていました。
3番目の子供が生まれる前に、その2匹を福島の妻の実家に引き取ってもらって我が家から犬は居なくなりました。

最初は1匹だけだったのですが、どんどん増えて、東日本大震災の時に、原発事故による全村避難で計6匹引き取った時に、28匹まで行きました。
その後22匹まで減ったところて、福島から引き取った4匹の子猫の母猫だったチロが死んで21匹になりました。
実は、子猫2匹の方が先に死んだのですが、死因は腺がんで、原発事故の後無人となった村に３か月放っておかれた母猫から生まれた子猫でしたから、影響を完全には否定できません。
母猫チロが死んだ翌日、何と我が家が猫のいたずらから火事になり、猫たちが暮らしていたLDKの部屋が燃えて、一酸化炭素中毒で残った21匹が全滅しました。
綺麗な姿で眠るように死んでいたのがせめてもの幸せでしたが、これはショックでした。

それがヤマトなのですが、この子からは不思議な感じを受けます。
元野良猫なのに、人間の食事を食べようとしたり悪いことをすることもなく、とてもいい子なのです。
何が不思議かですが、彼が家に居ると、彼だけではない何かが家に居る感じがするのです。
座敷童さまかなと思いつつ、ヤマトを可愛がっています。

犬の写真はありませんが、猫はいっぱいあります。
上の猫が我が家の第1号ニャンコです。