[ソウル 27日 ロイター] -(引用ここまで)
韓国のサムスン電子が27日に発表した第2・四半期決算は、営業利益が前年比72.7%増の14兆1000億ウォン(126億8000万ドル)となり、四半期として過去最高益を記録した。
メモリーチップの売り上げが寄与した。
同社は今月公表した第2・四半期決算見通しで営業利益を14兆ウォンと予想しており、これとほぼ一致する結果となった。
売上高は19.8%増の61兆ウォン。こちらも見通しとほぼ一致した。
サムスン電子は、メモリーチップブームは第3・四半期も続くと予想。
「第3・四半期については、良好な半導体市況が続くとみている。ただ、ディスプレーパネルやモバイル事業は弱含む可能性があるため、全体の利益は前期比では若干減少するかもしれない」と指摘した。
(中略)
事業別では、第2・四半期の半導体事業の営業利益は過去最高の8兆ウォンで、前年の2兆6000億ウォンから急増。
需要増と供給タイト化を背景にDRAMとNANDの価格が上昇し、利益率が改善した。
一方で、モバイル事業は第2・四半期に、営業利益が4兆1000億ウォンとなり、4兆3000億ウォンだった前年同期から減少した。

サムスン電子は24日、9兆3000億ウォン(約9000億円)規模の自社株を買い全量消却し、3兆8503億ウォン(約3700億円)規模の2016年期末配当を決議した。(引用ここまで)
自社株買いは、昨年の株主還元財源のうち残りの8兆5000億ウォン(約8300億円)と2015年の残りの財源である8000億ウォン(約780億円)を合わせた規模で行われる。
株主配当は、普通株が2万7500ウォン(約2670円)、優先株2万7550ウォン(約2680円)で、中間配当を含めた2016年の1株当たり配当金は2015年に比べて約36%増加した水準だ。
サムスン電子の株主配当は増え続けている。
2011年に一株当たり5500ウォン(約530円)を配当した後、着々と金額を増やし、2016年は2万7500ウォンを配当する。
6年で5倍に増加した。
株式の3.54%を保有した李健煕(イ・ゴンヒ)会長は1371億ウォン(約133億円)、0.6%を保有したイ・ジェヨン副会長は231億ウォン(約22億円)を受け取る。
株主価値の向上効果により配当同様な株主還元効果がある自社株消却を大規模に実行するのは、外国人株主など投資家をなだめるためのものだ。
昨年、米国のエリオット系列のヘッジファンドが現金30兆ウォン(約2兆9000億円)の配当などを要求する公開書簡を送ってきたことに対応し、サムスン電子は2016・2017年の余剰現金の50%を株主還元に活用すると明らかにしている。

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