素晴らしいエンジニアの紹介があった。
仕事の目標でも世界を見据える。外国勢に押されている日本のソフトウエアだが、「バグ(トラブル)の少なさでは世界一」と確信する。今は、その強さが見えにくいが「日本のソフトウエアの強みを世界に分かってもらえるような仕事をしたい」と話す誉田直美さん。
今や日常生活の一部になっている携帯電話や現金自動受払機などの自動サービス。何気なく利用しているが、裏で膨大なデータを瞬時に処理する大規模なコンピューターが働いている。そのコンピューターを動かすソフトウエアに不具合が起きると、たちまち世の中は大混乱に陥りかねない。NEC製のソフトウエアでそうしたトラブルが起きないよう、顧客企業への納入前にチェックするのが誉田さんの大事な仕事だ。品質維持の「関門」の役目である。
「新年の『おめでとうコール』で携帯電話の通話やメールが集中する元旦であっても、電話会社のシステムがダウンしないことを保証するのです」
毎月1週間程度、中国に出張し、主に北京の開発拠点で、300~400人いる現地技術者の指導にあたった。連日、ひざ詰めでやり取りをし、帰国後はテレビ会議で改善策などをアドバイスした。
体当たりしてみてわかった。「文化の違いはあまり関係ない」。一人の技術者として真剣に向き合えば、中国人も日本人も同じだった。約1年半後、生産性や技術力は日本の開発拠点並みに上がっていた。「技術的な問題を解決したからではなく、自分の思いを伝え続けて、人間同士の信頼関係を作ることができたから」と振り返る。今ではNECグループにいる約1000人の品質保証スタッフ中、ナンバーワンの専門家と言われるまでになった。
出典: http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/katei/news/20070430ddm013100187000c.html
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