KDDIの石川雄三取締役は、タブレットは「屋内で使っていても、外へ外へと持ち出したくなる」と、自身の利用体験をもとに携帯回線付きモデルの需要が広がると見通す。一方ソフトバンクの宮内謙副社長も「スマートフォンとのセット割引などを提供する。ぜひセットで使っていただきたい」とアピールした。
NTTドコモも家庭でのタブレット浸透に注力する。11月末に開始する幼児向けサービス「dキッズ」は、塗り絵や絵本といったアプリ(応用ソフト)を月額390円で使い放題にするものだ。子供が設定を変更したり使いすぎたりしないような安心機能も用意し、タブレットが家庭で活躍する具体的な場面を積極的に提案する。ドコモのスマートライフビジネス本部の伊能美和子教育事業推進担当部長は「安全に使えることを知ってもらうことが利用のきっかけにつながる」と、サービスの切り口からタブレットを普及させられると意気込む。
積極的な販促策に対し、個人も法人も市場の反応はいまひとつのままなのが実情だ。月額料金を安くし本体を小型軽量化してもなお普及しないのであれば、Wi-Fiモデルに比べ携帯回線付きの方が便利だという事実が消費者に周知されていない可能性がある。タブレットに携帯回線があると便利だ、と消費者に思ってもらえるかどうかが普及のカギを握りそうだ。
出典: http://www.nikkei.com/article/DGXNZO62834560Z11C13A1X22000/?n_cid=DSTPCS003
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