NECはこのほどメキシコ政府と小型衛星の開発支援で覚書を交わした。メキシコ政府は2020年までに、防災や資源探査などに利用する重量4トン未満の小型の地球観測衛星を国産で開発する計画を進めている。同国は海外からの技術移転が必要と判断し、衛星の小型化や通信システムに強みを持つNECを選んだもようだ。
NECは衛星の基本設計や組み立てのノウハウ、運行制御システムなどの技術を供与する。技術協力を通じて同国との関係を深め、まず運行制御システム、地上の通信設備などの受注を確実にする。同国は国産以外の衛星の打ち上げも計画しており、NECは衛星本体の受注にもつなげる考えだ。
新興国では気象観測や放送だけでなく、センサー技術を用いた農業や防災、資源探査向けの小型衛星の需要が今後広がる見通し。NECの衛星事業の年間売上高は約500億円でほとんどが国内事業。新興国市場の開拓を狙って、製造コストが従来の約半分の小型衛星を今年開発した。メキシコでも同衛星で受注を狙う。
出典: http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ19080_Z10C14A8MM8000/?dg=1
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