NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクグループ、UQコミュニケーションズの4社は、2016年の年頭所感を発表した。 2015年は、MVNO(仮想移動体通信事業者)の「格安SIM」がより普及し、その流れを受けて「格安スマホ」も売れ行きが伸びた。また、携帯電話料金・端末代金の「公平化」に向けた議論も行われた。競争環境が大きく変わる中で、通信事業者が通信以外の事業領域に注力する姿も、珍しくはなくなった。 より厳しさを増す市場環境下で、各社は何を考えて2016年に挑むのか。各社社長の年頭所感には、そのヒントが隠されている。その概要をまとめて見てみよう。
*競争ステージを変える取り組みを継続――NTTドコモ携帯電話の販売面では、行き過ぎた販売方法をさらに段階的に見直すと同時に、料金面でも多様なニーズに応えられるように順次見直していく。
経営面では、一層の事業の効率化を進め、経営体質の更なる強化を進めるとしている。
*“変革”に挑み、新たな成長を確固たるものにする――KDDI競争軸が「より広い領域」にシフトし、通信事業者以外の企業と競合する事業も多くなってきた。「あらゆる産業分野が関わるIoTが進展すると、この動きはより一層加速する」と指摘する田中社長は、4月から新たな中期経営計画が始まることも踏まえて、2016年を「会社も個人も“変革”していくことにより、新たな成長を確固たるものにする」1年にしたいとした。
*革新しながら成長を続けていく――ソフトバンクグループ
通信事業だけではなくIoTやAI(人工知能)といった新事業分野への挑戦を始めている。さらに、2016年4月に同社が一般家庭への電力の小売りを始める。「通信と電力の融合によって生まれる新しいサービスにもご期待ください」と、孫代表はアピールした。
*「つなぐを、磨く」で、お客様に新たな感動を届ける――UQコミュニケーションズ
UQ WiMAXと、新たに加わったUQ mobileの両サービスによって、「既存の携帯キャリアとも一般のMVNOとも違う “新たな第3極”を目指す」という。また、「『つなぐを、磨く』をさらに推し進め、「お客様に新たな感動をお届けできるよう、全社一丸となって取り組む」と意気込みを語った。
出典: http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1601/05/news113.html
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