ユビキタスモバイルの夢

February 18, 2016
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カテゴリ: 自然・その他
第1は金利の水準と方向に敏感になることだ。まず水準の話から。ただでさえ預金金利は下がるのだから少しでも高い銀行に預けた方がいい。ネット銀行など一部に期間1年の定期預金に0.2%台といった金利(利子所得には20.315%の税金がかかるが本稿では省略して記述)を示しているところがある。3メガ銀行では0.025%だから8~10倍くらいの差がある。仮に支店が少ない銀行だったり、地方の金融機関だったりしても、ネットで取引できるのが今や普通だ。

金利については、水準だけでなく方向も重要だ。例えば、あるネット銀行の預金金利を見ると期間1年も3年も同じ0.2%だ。普通、金利は期間が長いほど高くなるのだが、そうなっていない。ならば、わざわざ3年預ける必要はないと考えるのはひとつの判断である。しかし、もし今後金利が一段と下がると考えているのなら、3年で預けるのも選択肢になりうる。

円預金にもリスクがある。金融機関の経営破綻時に、預金保険制度が保護する普通預金や定期預金は元本1000万円とその利息までだ。「マイナス金利政策時代」にはできるだけ高い金利の預金を探した方がいいのだが、ひとつの銀行につき預金額を1000万円までにとどめた方が安心感が高いだろう。

 なぜ、こんなことを言うかというと、「マイナス金利政策」のもとでは、長期金利低下を背景に銀行の収益が打撃を被りやすいからだ。特に、国債運用への依存度が高かった地方の金融機関は苦しくなりがちだとされる。だから経営破綻が起きやすくなるというのは早計だし、日本の金融システムは全体として今のところしっかりとしている。ただ、せっかく預金をするなら、できるだけ安心感が高い形でした方がいいのも事実だろう。

出典: http://www.nikkei.com/article/DGXMZO97372240X10C16A2000000/?dg=1





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最終更新日  February 18, 2016 10:58:13 AM
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