KOMTRAXが生まれるきっかけは、1990年代の後半に、盗難された建設機械を使ってATMを破壊する強盗事件のニュースが頻発したことです。建機の盗難対策にGPSを活用したらどうかという議論が社内で湧き上がったところからスタートしました。
そこで、GPSや車両のセンサーの情報を収集し、遠隔地から車両の位置や稼働状態等を把握するKOMTRAXが生まれました。誕生から17年が経ち、2016年6月までで搭載台数が全世界で累計42万台を超えています。
当初の目的である盗難を抑止したのに加えて、中国市場で新たな価値を示すことに成功したからです。それは、KOMTRAXを与信管理に役立てることで当時は圧倒的大多数を占めた新規顧客にもリテールファイナンスを利用し購入してもらうことが可能になりました。
その結果、建設工事のニーズの高かった中国で当社のプレゼンスを高めることができ、ビジネスのインパクトを再認識させられました。言わばお客さまの反応から得た手応えで「データ活用」がより進み、稼働情報や燃料消費データを利用した省エネ運転支援、稼働時間に応じたメンテナンスや部品交換時期のご案内等、世界中のコマツ代理店が工夫を凝らし、多彩なサポート活動を企画、推進しています。
2013年から作業機の自動制御を実現したICT建機の市場投入を行っています。ダントツ商品であるICT建機を最も効果的に使ってもらうためには、お客さまの工事全体のプロセス改善に深く関わる必要があると考え、始めたのがスマートコンストラクションです。新たにクラウドプラットフォーム「KomConnect(コムコネクト)」を開発し、建設現場に関わるあらゆる情報をICTで見える化して、つなげることで現場の生産性や安全の向上を図っています。
KomConnectは、以下のようなお客さまの施工管理項目をワンストップで提供するプラットフォームです。
出典:https://wisdom.nec.com/ja/technology/2016100301/index.html?elq_mid=965&elq_cid=465730&elq_cpid=273
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