カルロス・ゴーン社長が8日、リスボンで始まった欧州最大規模のネットビジネスのイベント「ウェブ・サミット」の会場で発表した。
対象車種は日産の主力小型車「マイクラ」(日本名マーチ)。年末にサービス自体は立ち上げ会員を集めるようにして、来年から実車がパリ市内を走る。ゴーン社長は「共同所有によって、運転手は自由と経済的な便益を享受する新たな道を切り開く」と強調した。
大都市部は駐車場が少ないうえに渋滞などが起きやすく、若い世代の車離れに拍車をかける一因とされる。また、週末しか乗らないなどの理由で車の稼働率が低いことが多い。ソーシャルメディアの活用で利用頻度を高め、都市内の移動手段全体の効率化も狙う。
完成車メーカーにとって車のシェアサービスは新車販売の落ち込みにつながるとして、販売部門を中心に慎重意見もある。ただ、欧米では独ダイムラーや独BMW、米ゼネラル・モーターズ(GM)などが次々シェアサービスに参入している。日産は一気に個人間のシェアに参入し、同業や新興のIT(情報技術)企業に対抗する。
出典:http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK09H01_Z01C16A1000000/?dg=1
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