ユビキタスモバイルの夢

January 11, 2017
XML
5Gは別名「ギガビット・ワイヤレス・ブロードバンド」と呼ばれるように、ギガビット単位の超高速通信を実現する。スマートフォン(スマホ)などのモバイル端末で毎秒1ギガビット(Gbps)、家庭向け固定端末なら実に10Gbpsの高速サービスが利用できるようになる。そうなれば、インターネットでつながった先とも一瞬で大量のデータをやりとりでき、コンピューターがつくる仮想世界と現実世界が交錯するミックスリアリティー(MR:複合現実)が現実的になる。モバイル端末でVR/ARアプリを日常的に仕事や娯楽のために利用する時代の到来だ。
 そうした社会の変化を「ザ・5G経済」と呼んでいるのが、モバイルチップの最大手メーカーである米クアルコムのスティーブ・モレンコフ最高経営責任者(CEO)だ。同氏は6日に開催されたCESの基調講演で、全世界レベルで実施した5G経済に関する市場調査を発表し、2035年までに12兆ドル(約1400兆円)の経済効果と2200万人の新規雇用が創出されると波及効果をアピールした。
 そうした新時代に向け、クアルコムはお得意のモバイルチップの機能拡張を進めている。CESではVR/AR機能や高精細ビデオ、ギカビットクラスのLTEに対応する新チップ(17年上半期出荷予定)や人工知能(AI)のディープラーニング(深層学習)機能を搭載した車載用チップを紹介した。
その一方で、同社は米AT&T、スウェーデンのエリクソン、韓国SKテレコムとともに、携帯標準化団体3GPPが進めている5G規格に合わせて、伝送実験の準備を進めている。今回の講演では、その主役となる新チップ「スナップドラゴンX50モデム」を紹介した。5Gでは波長がミリメーターになる非常に高い周波数帯を使うが、それを処理できるモデムの開発は最大の難関の一つといわれている。
 5Gでは既存の3Gや4G(LTE)の周波数だけでなく、光に性質が近いミリ波や拡張が続くWi-Fi電波などを自在に統合する。これを「ネットワークのネットワーク」機能と呼ぶが、それを実現するためのモデムの半導体を設計することはまさに至難の技で、高度な無線技術をもつ業界トップのクアルコムをしても大きな挑戦だ。
出典:





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  January 11, 2017 09:56:13 AM
コメント(0) | コメントを書く
[携帯電話・モバイル] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

MM1940

MM1940

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

老いを遅くする@ Re:米イラン、戦闘終結の覚書で合意 トランプ氏「ホルムズ開放を承認」(06/15) 老いを遅くするについては、 0896240183 …
aki@ Re:さよならスマホ、2050年に普及率0%(10/29) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
坂東太郎9422 @ Re:2度目のノーベル賞に挑む  「株式会社Caloria代表取締役社長 管理栄…

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: