ユビキタスモバイルの夢

January 25, 2017
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カテゴリ: 車・ITS
】トヨタ自動車は24日、米インディアナ州にある工場の生産能力を増やし新規に約400人を雇用すると発表した。トランプ米大統領への配慮とみられるが、別の思惑もある。インディアナ州の前知事は副大統領のペンス氏だ。親企業で知られた同氏は自動車業界に詳しい。打つ手が読めないトランプ大統領。トヨタはペンス氏をテコに米国の新政権との関係構築を探っている。
インディアナ州にとってトヨタの存在は絶大だ。同じ州にあるGMの工場よりも多い約5000人の従業員を抱え、賃金水準も「周辺企業より高い」(日系メーカー関係者)とされる。

 何より州関係者が覚えているのは米系メーカーが雇用を大幅に減らした2008年の金融危機時だろう。この時、トヨタは07年から生産を委託していた富士重工業のインディアナ工場で「カムリ」の生産台数を2倍以上に増やした。トヨタがいなければ同工場で大規模なリストラが起きていた可能性もあった。

 そんな同州出身の前知事を、トヨタはトランプ氏とのパイプ役と位置づけているふしがある。9日にデトロイトでの北米国際自動車ショーに出席した豊田章男社長はその足でワシントンに飛び、ペンス氏と会談した。今回の投資もほのめかし、トランプ氏の「口撃」回避の糸口を探ったとみられている。

 ペンス副大統領に頼ろうとしているのはトヨタだけではない。10日、デトロイトで開かれた業界向けの夕食会で、フォードのビル・フォード会長は「業界のことを分かっているのはペンス副大統領」と明言している。

 フォードはメキシコ投資でトランプ氏から厳しい批判にあった。グローバルに散らばる部品供給網や設備産業がゆえに投資撤回が難しい点など「自動車業界特有の複雑さをトランプ氏に伝えるには側近のペンス氏が最適だ」というのがフォード会長の見立てだ。

 24日にワシントンで開かれたトランプ大統領とGMやフォードなど米自動車大手3社との会談にもペンス副大統領は同席した。トランプ氏の意をくみながらも、業界を傷つけず最適な着地点を探る――。そんな役割を自動車業界はペンス氏に期待しているように映る。
出典:http://www.nikkei.com/article/DGXLASGN25H0T_V20C17A1000000/?dg=1





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最終更新日  January 25, 2017 05:57:58 PM
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