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カテゴリ: 台湾棒球
西武ライオンズのファンクラブからお手紙が届いていました。

ファンクラブからは年間3回くらい、「L Magazine」という会報が送られて来ます。今回は「2008総決算号」ってことで、当然ながら、今年の戦いぶりを振り返る内容。

開幕から、日本シリーズで胴上げするまでの軌跡が写真で綴られています。そういえば3月の負け越しスタートだったんだっけ。前評判はすごく低かったし、開幕前は優勝できるとは思わなかったですね~。


が。あれれ。

アジアシリーズのことが一言も触れられてないじゃないか。

んー、やっぱり日本の球団のアジアシリーズに対する姿勢というのはそんなもんですかねぇ。




さてさて、北京五輪代表の大学生・ 鄭凱文投手 の海外進出が決まりつつあるようです。複数の球団が獲得に乗り出す中で、米国行きか日本行きかで迷っているとか。

自由時報の記事には 日本入りへ傾く って書いてあり、もしかしたらまた台湾人選手が新しく日本へやって来ることになるのかも。


[記事] 美職球探面談鄭凱文[手并]千萬簽約金 (壹蘋果運動王)(big5)

鄭凱文は最速150km/h以上、早くからメジャーや日本の多くの球団から注目され、日本の3チームからは来年の春季キャンプに招待されている。このため彼のマネージメント担当の張哲青が言うには、彼の最終的な行き先は条件を見て決定し、契約金の希望額は30万ドルである、と。

しかし張哲青が指摘するに、日本が提出する条件はメジャーより良いかも知れないが、 日本に行くと球団にフォームを修正されて充分に育成されないかも知れない。 よって契約金の額は絶対条件ではない。

「日本へ行くと球団にフォーム修正されてしまう」。

んー、また書かれてる。

「また」というのは、最近、日本=フォーム改造、みたいに書かれている記事を何度か目にしているから。


職業棒球の最新号321号(2008年12月号)の81ページには台湾体育大学桃園校区の 頼鴻誠投手 の記事があります。そこで彼の海外進出について、こう書かれています。

頼鴻誠は中学三年から野球を始め、高校一年では140km/hを越え、さらに貴重な左腕であるために早くからメジャーのスカウトの注目を集めていた。ある球団は契約金20万元を提示したが、彼はまず卒業を優先することにした。あこがれの選手はランディ・ジョンソン、第一志望はメジャーである。しかし、日本行きは考えなかった。 「だって日本のコーチはフォーム修正してしまうから」

「日本のコーチはフォーム修正してしまう」。

これは選手ご本人が言ってることみたい。


そしてこれは姜建銘投手が巨人を戦力外になったときの記事。長いですが、ところどころ端折りながら適当に。
→[記事] 「改姿勢」魔咒 讓姜建銘投球失憶?

姜建銘が他の日本へ行った選手と同じく「フォーム修正」の運命に直面していたのは注意深いファンなら簡単に気づくだろう。推測ではるが、フォーム修正が姜建銘の成績を落とし、さらにはイップスのような症状になった原因である。「フォーム修正」は多くの日本へ行った選手の心中の永遠に消えない痛みである。

日本のコーチがフォーム修正が好きなのは公然の事実で、野茂英雄がプロ入りするときには契約時にはっきりと「フォームをいじらない」と明記されていた。天才打者イチローも打撃フォーム修正を拒否してコーチに試合出場を禁止されたことがある。


1998年に巨人入りした呂明賜は一軍初出場から17試合で10本塁打を放ったが、彼の成績は徐々に下がり、後に帰国して職棒入りした。彼はコーチが短期間の間に彼に打撃フォーム修正を要求したことと関係があると考えている。当初、日本のコーチが彼にフォーム修正を要求したのは彼の弱点が相手投手にバレていて、コントロールの良い日本の投手がしばしば内角を攻めたからだ。


姜建銘は9月に自身のblogで、自分は野手出身でのびのびと投げられたのに、今ではすっかり変わってしまったと書いている。巨人のコーチ陣はずっと彼の野手のようなフォームを投手らしいフォームに変えたがっていて、彼はこれに適応できなかった。本人も自分がフォーム修正を迫られた後、モーションに以前のようなスムーズさがなくなり、ボールも伸びなくなったと認めている。

彼の例にも現れているが、フォーム修正の最大の問題はコミュニケーションにある。メジャーのコーチはフォーム修正の前に選手と討論し、修正過程で選手とは絶えずコミュニケーションをとる。コーチは補佐的立場である。

しかし、日本プロ野球のコーチは権威が強く、フォーム修正は命令的な意味が強い。修正過程でも選手とコミュニケーションをとることは少ないのだ。

というわけで、日本へ行くとフォームを変えさせられてしまうというのは台湾では常識化している?


確かに呂明賜選手が日本を離れる頃は、入団した頃の脇を開けて腕を伸ばすようにスイングする豪快なフォームではなくなっていたような記憶はあります。

最近では、林恩宇投手が楽天1年目の夏にちっとも投げなかったのはフォーム修正に費やしたからとか、退団前の張誌家投手が活躍していた頃とは全然違うフォームになっていたとか、許銘傑投手がサイドスローになった、なんてこともありました。


といっても、記事はかなり一方的な見方であるような。
私は技術的なことはわからないけど、コーチの側だって、そのままでは限界があるから、良くなって欲しいからってことで指導するんだろうし。成功例だってあるんじゃないでしょうか。




本当にそう思われているなら、日本人としては悲しいですね。





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Last updated  2008年12月19日 03時58分35秒
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