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Oct 19, 2005
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「コートにすみれを (Violet For Your Furs)」

 冬のマンハッタンには雪が舞い降りていたんだ
 舗道には、薄く氷も張っていてさ
 でも恋の魔力が、そんな天気だって一瞬で変えちゃんたんだ

 君の毛皮のコートの襟に、僕が買ったスミレの花を飾ってあげたら
 少しだけど春が感じられたってこと、憶えてる?
 12月だったのに、まるで4月のような気分になったよね
 雪は花のうえに降り積もってから、そして溶けてしまった
 その雪は、まるで夏の花びらに落ちた露のように見えたってことも


 冬空に陽光が射したってこと、憶えてる?
 君は可愛らしく微笑んでくれたよね
 あの時から二人が完全に恋に落ちちゃったこと、僕には分かっていたんだ
 君の毛皮のコートの襟に、僕が買ったスミレの花を飾っってあげた時から


 得意の意訳モ-ド全開で失礼しましたヽ(・ω・○)

 上記の曲は、天才弾き語り作曲家として有名なマットデニス作曲の「コートにすみれを」です。
 マットデニスと云えば、「エンジェル・アイズ」、「エヴリシング・ハプンズ・ トゥ・ミー」が直ぐに浮かびますが、この「コートにすみれを」もまた、私は名曲だと思っています。

 マットがトミー・ドーシー楽団の専属アレンジャーだった1941年に、フランク・シナトラをはじめ、ジョー・スタッフォード、コニー・ヘインズなどの所属歌手のために作曲したバラッド、冬の定番ラブソングにもなっています。

 ちなみに「スミレ」の花言葉は「温順・謙虚・慎み深さ・愛・純潔・誠実・小さな幸せ」だそうです。

 宝塚が大好きな私は、「スミレ」と云う言葉に過剰反応してしまうので、出来る限り冷静に聴いているのですが、ついついメロディーラインに惚れぼれとしてしまいます☆

 シナトラのCapitol盤(「Song for Young Lovers」1953年)は外す訳にはいきませんが、ビリー・ホリディのColumbia盤(「Lady In Satin」1958年)も、スインギーなシナトラヴァージョンと比べて、これが同じ曲なのかと疑うほど切なさが伝わってきます。




 最後にインストのお薦めとして3つだけ挙げておきます。

 John Coltrane “Coltrane” (Prestige)

 J.R.Monterose “Straight Ahead” (Xanadu)

 Red Garland “Groovin' Live” (Alfa Jazz)





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Last updated  Oct 19, 2005 03:27:54 PM
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