『犬ですがちょっと一言』
著:ミュリエル・ドビン
僕は、新聞記者に飼われているレトリバー、ジョー。
飼い主とマルティーニを一杯やることが至福な犬だが、
ある日、彼女のタイプライターで、手記を書こうと思いついた。
研究所から逃げ出してきた実験ネズミのこと。
昼寝(朝寝)ばかりしている親戚のジョセフのこと。
人(犬?)になつかず、世の中を斜めに見てばかりの猫たちのこと。
虫やとかげや、動物園の動物たちのこと。
そして、彼女のボーイフレンド、チャーリーのこと。
2人の幸せな生活を乱されることを好まない僕は、
今までのボーイフレンドと同様、チャーリーのことを信用していない。
彼女を泣かせるようなことがあったら、いつでもガブリ!
としてやろうと伺っている。
しかし、付き合っていくうちに、チャーリーは結構いいヤツかも…?
もしかしたら、飼い主よりも、話の分かるヤツかも…?
なんて思ってきちゃった。
3人での生活も、悪くないかも…なんて。
だけど何を思ったか、彼女は僕を禁酒させようとするなんて!
チャーリーも反対してくれたのに!
だから、僕はこの手記を彼女の目に付くところにおいて、
家を出て行くつもりさ。
犬の目線で物事を見たら、世の中もずいぶん違って見えるだろうなぁ。
犬の考えていることが分かったら、犬と話せたら。
「まったく、人間ってヤツは、仕方ない生き物だ。
僕たち犬がちゃーんと面倒見てやんないとね!」って、思ってるかも。。。
息抜きに、軽~く読める一冊でした。
♪本日のBGM

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