『サッド・ムービー』
消防士と、手話キャスターとして働く女性。
聴覚障害の女性と、彼女がアルバイトをする遊園地に、
毎日やって来る似顔絵描きの青年。
3年間無職の生活を続ける青年と、
スーパーのレジのパートタイマーの女性。
キャリア・ウーマンとして働く母親とその息子。
4組のカップルが織り成す、様々な別れ。
最初はほのぼのした韓国映画、なのに、
次第に目頭が熱く。
まだ何も起こってない、笑顔の2人に、
何か悲しいことが起こりそうな予感に。
愛し合う2人にしのびよる、別れの予感に。
お互いの意思で別れる2人、片方の意思で別れる2人、
お互いの意思とは反して、別れの時が近づく2人。
どうにか修復すればいいのに。
どうにか起死回生して欲しい。
その願いも虚しく…。
しかし、死に別れとそうでない別れ(生き別れ?(違))は、
別モノだよね。
生きてりゃその時別れたって、会おうと思えば会えるけれど、
死んじゃったら会いたくても二度と会えない。
その重みは、全然違うと思う。
「二度と会いたくない!」って別れも、
そりゃあるだろうけど。
生きての別れは、どちらかの意思があるけれど、
死に別れは、意思も待ったもないもん。
生きての別れは、感情が引き起こすものだけど、
死に別れは、感情とは別に起こるものだもん。
そしてその思い出は美しいまま…(笑)。
しかし消防士の彼は、なぜあそこでビデオを撮ったんだ?
とりあえず逃げようよ。
危篤の患者の部屋に夜、家族でもない人が入れるのも、
ありえない。
と冷静に思ってしまった時点で、涙が引っ込んだ私は、
別れの時も涙を流さないかも…と思った、映画でした。
【参考】
サッド・ムービー公式サイト
※音が出ます!
『パッセンジャー』 Passengers 2017.04.01
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』… 2015.08.30
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』… 2015.08.29
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